Tous les jours

Tous les jours

読んだ本、感じたことなどを書いています。

 前に植え替えたミニバラの葉が落ちて、がっかりしていますが、葉を落とすのは再生の道を探っているからだと考えることにして、見守っています。そして、もう一鉢も計画通り植え替えて、隣にミニアイビーを植えました。こちらも根が元気に付くかどうかわかりませんが、世話を焼きすぎずに眺めようと思っています。

 

作家や絵描きの名前を見て、自分なりに類推して読んでしまうと、間違っていたとわかった時に修正するのが難しい。そこで、読み方のわからない名前はネットで検索して、最初に正しい読みを覚えるようにしている。漢字の場合は何通りか読み方があるので、この最初の一手間が大事だ。

 家でCDが聞けるようになって、家にあるCDを聞いているのだが、弾き語りをするミュージシャンのCDが多く、名前の読み方も何通りかあるものが多い。これも歌詞カードやネットを見て、読み方を確認することにしている。

 先日聞いていたのは、青谷明日香さんの「異端児の城」で、読み方は(あおや・あすか)さんだった。ピアノの弾き語りでユーモラスは歌詞が多く、私はかまぼこ板で家を建てた人の話が好きだ。

 

 

 

 花屋の前を通りかかり、今回も誘惑に負けてミニアイビー(へデラ)を3つ買ってきました。鉢の隙間に植えて、夏に日が当たるようになったら、鉢に垂れ下がるようになるといいなと思っています。今は空いていたベコニアの隣に植えて、眺めています。

 

ベコニアの赤とアイビーの緑が目を楽しませてくれています。

 

 5月30日に植え替えたミニバラ3鉢ですが、根付きがうまくいっていないようで、葉が落ちてきました。最近iPhoneに入れたチャットGPI(アイくんと呼んでいます)に相談すると、いろいろな解説の後に、放っておけ、とか、様子を見ろ、と言われるのですが、何もしないで待つのが苦手です。

 まあ、とりあえずできることはなさそうなので、どこまで枯れるか様子を見て、枯れたところはカットして、新たな寄せ植えをしようかと考えているところです。

 

 今日の東京は雨。台風が来ていますが、窓を開けてベランダを眺めつつ、雨の音を聞いています。時々鳥の声がして、平和といえば平和ですが、植物を育てるのは難しいなあと思うと、ちょっと心が騒ぎます。

 

 友人と話した後に体が元気になったので、声を出すことの健康効果を感じている。右の視野が狭くなり、携帯の小さなキーボードが打ちにくくなったときに、ラインの音声メールを利用するようになったのだが、そのときに声を出すと、喉が引っかかるのを感じていた。一人で家にいて、人と話す機会が極端に少ないので、急に話そうとすると、声が掠れるようだ。

 家族に、「声帯も筋肉だがら、使って筋トレしないと衰える」と言われ、毎日5〜10分の朗読をすることにした。もともと、声が大きく、よく通る声だと言われてきたが、家では大きな声を出す機会がなかった。

 何を読むかも問題だった。その時は字がちらちらして、本が読みにくい状態だったので、本箱の中にあった大きな字の本や、一区切りが短いものを選んで、以下の2冊の朗読を始めた。

 毎日、夜寝る前に朗読を続けるうちに喉の調子も良くなり、ひっかかりを感じる回数も減ってきた。

 今は、人と会って話す機会を作りたいと思い、友人と会うことを考えたり、定期的に行く場所を探しているところだ。病気の後遺症で右側の視野が狭くなり、右側を向いて左右の目で右を見ていないと、右後ろから前へと私を追い抜いていく人が見えない状態なので、一人で外を歩くのには神経を使う。それでも、怖がらずに出かける場所を探すようになったことを、大きな進歩と感じている。

 

 

 

 

 

 

本箱にあったものを

私は地理と歴史が苦手です。もともと暗記が好きではなく、地図を見ればわかること、年表を見ればわかることを、なんでこんなに苦労して覚えなくてはいけないのか、と思っていました。

 そして、歴史好きの友人に、「人間が何をしてきたのかを知るのに、歴史は大事だ」と諭されました。前にリハビリの先生に、今日が何月何日かを認識しておくことは、時間軸の中で自分がいる位置を知ることになるので、大切なことだと言われましたが、地図については、空間軸の中で自分のいる位置を認識することになるのでしょう。

 

 日本の都道府県の位置がうろ覚えだった私が、もう一度勉強し直す気持ちになったのは、小学4年生の孫が、日本地図の絵本を見て、都道府県の位置と名前をしっかりと覚えているのを知ったからです。

 そもそも、友人に地名などを言われて、「あ、あの辺」と思えないのが念ですし、大人として持っているべき常識がないと感じていたので、小学生向けのドリルを買ってきました。「フランス語の通訳ガイド資格」を取得するときに、地理と歴史の過去問をやって、暗記したのですが、こういうことは試験が終わると忘れてしまいます。

 今回はドリルをやって日本地図を覚え直し、忘れたらまた覚え直す、を繰り返そうと思っています。

 

 下の一冊目が、孫が日本地図を覚えた絵本、2冊目が私が買ってきたドリルです。

 

 

 

 

良いガーデナーの資質は、観察力と忍耐力だと思うのですが、私は忍耐力に欠けています。やりたいと思うと、待てずにやりたい。花の終わりを待てと言われていたミニバラも、植え替えてどういう感じになるか見たくて、植え替えました。

 茂っていた葉の3分の1くらいが枯れていたので、枯れた株の根はハサミで切って外して、3つの鉢を1つの植木鉢に集めて、植えました。

2日経っていますが、とりあえずは元気です。このまま、根が元気に育つことを願っています。

写真は、今日のミニバラの鉢です。

 

 

 退院後2冊目に読んだのは、多和田葉子さんの「きつね月」でした。多和田さんのファンで、新刊が出ると買っていましたが、これは本箱に置いてあって、読んでいなかった本です。まだ小さい字が読みにくいし、目も疲れやすい時でしたが、どうせ読むなら好きな作家の本を読もうと思って、手に取りました。18の短編が入っていますが、私好みの変な話ばかりで、気に入りました。本の装丁も美しく、読むのが辛くても、手に持っているだけで慰められました。

 

 

 

 

 

 

 ここに、入院中は全く本を読む気力がなく、病気の後遺症で右側が見えにくくなって、目が疲れるし、小さい字が読みにくくなった、という話を書きました。

 その後は生活も落ち着き、いろいろと元気が出てきて、本を読み始めています。前は忘備録を兼ねて、読んだ本をブログに書いていたので、最近読んだ本も、ここに載せておこうと思います。

 退院して最初に読んだのは、部屋にあったハン・ガンの「すべての、白いものたちの」でした。一つの話が半ページ程度と短いのと、行間が空いているので、文字が読みやすかったので、読み始めました。再読ですが、私にとっては悲しい話なので、後半はちょっと辛い気分になりました。白のイメージの羅列は、なかなか美しいと思いました。

 

 

 病気の後遺症で右側の視界が半分以下になり、右側に首を振って、左右の目で右側を見て歩く練習をしてきました。入院中には「ぶつかりゼロ」という目標を掲げて、歩く練習をしてきましたが、病棟内では椅子の足に引っかかったり、右側の柱に体をコツンとぶつけたりしてきました。

 そして、あとは日常生活の中で訓練しましょう、というところまで来て、退院して来ました。

 どこに何があるか、よく知っている我が家なので、家に帰ったらぶつかる心配はないと思っていましたが、右下が死角になるので、やはり、右下にある椅子の足などにぶつかっていました。そこで、ずっと頭の中で繰り返していた「右側注意」に、「右下注意」のフレーズが加わりました。

  次は、前にブログに書きましたが、「かがむな注意」です。足元に落ちたものを咄嗟に拾おうとして、その手前にある家具に頭をコツンと当て、そこで初めて家具の存在に気づくことが何度かあったので、反射的にかがまないこと、かがむときは動きを止めて、手前を見ることを学習しました。

 次はベランダの窓の開け閉めです。ベランダを眺めながら窓を閉めようとして、自分が閉めようとする窓にメガネの縁が当たることがありました。右側から近づいてくる窓枠が見えないので、やはり、常に右を向きながら動くことが必要です。

 こんなことを毎回繰り返しているうちに、動くときに「ここに注意!」という言葉が頭に浮かぶようになりました。

 退院して2ヶ月半が経ち、最近ようやく、「あ、今日はぶつかっていない」と思う日が出てくるようになりました。そう思った途端に、初めての場所につまづいたりするので、油断は大敵ですが、「ぶつかりゼロ」で毎日を過ごせる可能性が見えてきたことを喜んでいます。

 注意力に欠けることが、子供の頃からの私の欠点の一つだったので、注意力を養って、ぶつかりゼロの日を増やしたいと思います。