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わたしが「幼児決断」をした場面へ

 

それはなんと、母親 祖母 叔母 の三人で、祖母の眼鏡を探している場面でした。

 

被害妄想型認知症の祖母が「あんたがわたしの眼鏡をとったんだ。返せ泥棒」といって母に激怒しています。

 

母と叔母は、一生懸命部屋の中を探しますが、なかなか見つかりません。

 

母はずっと泣いているし、叔母はいろいろ言いながら眼鏡を探しています。

 

祖母はずっと母を責めています。「この泥棒」と言いながら。

 

3~4歳のわたしは、そんな光景を見ながら、落ち着かず、そわそわ、ドキドキと居心地の悪い時間を過ごしています。

 

泣いているお母さんをみて祖母に言いたかった。

 

「お母さんはそんなことしないよ。おばあちゃんの眼鏡とってないよ。」

 

言いたかったけど、祖母が怖くて言えなかったんです。

 

叔母に「なんとかしてよ!」とすがりたかったです。でもできなかった。

 

お母さんに「大丈夫だよ」と言いたかったけど、なにも声をかけられませんでした。

 

3歳のわたしはこう思います。

 

「おばあちゃん、お母さんを責めないで」

「おばあちゃん怖い」

「なんでお母さんだけを責めるの?」

「みんなに仲良くしてほしい」

「お母さんを泣かせたくない」

「お母さんを悲しませたくない」

「叔母はなにもしてくれなかった」

「わたしもなにもできなかった」

「わたしがお母さんを助ける」

「わたしがお母さんを守ってあげる」

 

そして決断します。

 

「わたしだけは、わがままを言わない。絶対にお母さんを困らせたり、泣かせたりしない」

 

ここでした。

 

わたしの、アダルトチルドレン、共依存になった根深い根深い傷の根源は、3歳のこの場面でした。

 

気付けば、自分で制御できないぐらいの涙と鼻水で顔がぐっずぐずでした。(とんでもねえ顔だっただろうなW

 

わたしは、辿った記憶の中で、その決断を手放しました。

 

手放すのが、すごく怖かったし、みんなに責められる気がして怖かったです。

 

でも、手放さなきゃ、3歳の自分は苦しくて悲しいままだと思って、自分を助けるために手放しました。

 

みんなが仲良くするために、お母さんを悲しませないために

 

自分はわがままを言わない みんなのためならなんでもできる

 

そんな決断を手放してきました。

 

そして、3歳の自分を抱きしめて「よく頑張ったね。ありがとう。もう大丈夫だよ」と言いました。

 

3歳のわたしは、最初は困ったような顔をしていたけど、次第に大泣きしてわたしの肩を叩きました。

 

ひとしきり泣いたあと、少し怒ったような困ったような顔をしたあとに、ほんの少し笑いました。

 

大丈夫だよ、これからはわたしがついてるから、もう無理しなくていいよ、と伝えてあげられました。

 

お母さん、辛かったのに、なにもできなくてごめんね。

 

でもわたしは、ずっとお母さんに笑ってほしかっただけなんだよ。

 

3歳のわたしなりに、頑張ったの。そのあとの人生も、ずっとわたしなりに頑張った。

 

でも、お母さんを幸せにすることができなかった。でもそれは、仕方ないことだよね。子供は親を幸せにできないんだって。

 

だって幸せは自分で創るものだから。

 

あとわたしね、本当はお父さんもいて、おばあちゃんやおじいちゃんとも仲が良くて

 

みんなの愛が溢れる家庭がよかったんだ。友達がずっと羨ましかった。

 

わたしが思っているような、理想の家庭じゃなかったけど、それは仕方なかった。

 

お母さんには、お母さんの都合があったもんね。

 

お母さんの愛情は、ちょっと重たくて、過干渉で、しんどいことが正直多かった。されて嫌なこともたくさんあったよ。

 

でもここまでわたしが大きくなって、結婚して、子供を産んで、立派な家庭を築けているのは

 

お母さんがここまで、育ててくれたからだって、思うことができました。

 

育ててくれてありがとう。

 

でもね、これからは、わたしはわたしのために生きるね。

 

お母さんの期待に沿うために、わたしは生きているわけじゃないから。

 

理想の娘じゃなかったね、ごめんなさい。

 

でもわたしはわたし、お母さんはお母さんなの。

 

これからは、わたしは自分の気持ちや意志を大切にして、過ごしていくことに決めました。

 

そう決断して、現実の世界に戻ってきました。

 

 

 

催眠誘導から覚めたときは、いったい何が起こったのかよくわかりませんでした。

 

祖母のめがね事件は、記憶の片隅にはあったけど、そのときの自分の気持ちには一切フォーカスしたことがなかったんですガーンガーン

 

そして、そのときのわたしの年齢が、今の長女の年齢。

 

最近、自己受容が進んでくると何故か娘にイライラしてしまうことが多く、自分でも少し困っていましたタラー

 

「お母さんみたいになりたくない、娘にわたしみたいになってほしくない」そう思いながら毎日過ごしていました。

 

幼児決断をした自分の年齢に、娘が追い付いていたから、自由奔放な娘をみるとイライラしてしまっていたみたい・・・

 

まやさんにそのあたりの話しも聞いてもらって、すごく楽になりましたおねがいキラキラ

 

母親が毒親だと自覚してから、母の存在すべてに✖をしていました。

 

でも、それが余計にわたしを苦しめていたんですねガーン(共依存×アダルトチルドレン 複雑すぎる)

 

ここまで育ててくれたこと、生んでくれたことには素直にありがとうと、思ってよかったんです。

 

そう思うことで、わたしと母親の存在の切り離しが更に進みました照れキラキラ

 

すると不思議なことに、甘えてくる娘にイライラしないんです・・・(わがままがすぎるときにはさすがにイライラするよW)

 

わがままいっても、甘えてきても「まあ、娘は娘だしな」と自分のペースで相手ができるようになりました。

 

わたしや、特にパパに思いっきり甘えることができる、そんな娘が羨ましい。

 

その感情も素直に感じて、そんな自分もOKと受け入れてあげる。

 

だいぶ、気持ちが浄化されました~おねがいキラキラ

 

まやさんすごいかったです、本当に拍手イエローハーツ声優さんなので、本当に声も素敵で・・・カウンセリングも終始心地よかった飛び出すハート

 

自分がアダルトチルドレンかな?と思っている人や、家庭環境にトラウマやコンプレックスがある人は

 

是非まやさんのセラピーを受けてほしいと思いました。

 

過去に受けた傷を癒せるのは、親でもパートナーでもない、自分だけなんだと 

 

そう感じました。

 

まやさん、本当にありがとうございました照れラブラブ

 

 

 

((画面の配分ミスってしまって、ほぼまやさんの顔笑い泣き笑い泣き