職場で、同僚が申し訳なさそうに
お土産のキャラメルを渡してくれました。
「後から『キャラメルは歯に引っ付くし失敗やったな…』と思ったんですけど…」
食べにくいキャラメルを選んでしまったことを
気にしていたみたい。
そこで私は、間髪入れずにこう返しました。
「夏にはキャラメルがピッタリですよ!」
「甘いものを食べたいときに、チョコレートだと溶けるから、キャラメルが良いんですよ〜!」
すると同僚は、パッと表情を明るくして一言。
「ポジティブですね!」
……いや、全くそんなつもりはなかったってんけど~?![]()
◆ 理由:ただの「生存戦略の記憶」だったから
私の中では、相手を励まそうとか
場をポジティブに取り繕おうなんて意識は1ミリもありませんでした。
ただ、前職で残業続きだった頃の記憶が
一瞬で頭の引き出しから飛び出してきただけ![]()
当時は連日の残業で、脳も体も悲鳴を上げていて
「とにかく甘いものが食べたい!」と欲していました。
「癒やし」なんて生ぬるいものではなく
依存に近いレベルで強烈な甘さを求めていたんです![]()
けれど、夏場にチョコレートを買うとドロドロに溶けてしまう……。
結果、行き着いたのが
「絶対に溶けなくて、くどいほど甘いキャラメル」でした。
過酷な環境を生き抜くために
消極的な消去法で選んでいた「泥臭い生存戦略」![]()
「夏にキャラメルが良い理由」は
私にとっては単なる過去の実験結果(事実)でした。
もちろん、そんな私の過去を職場で明かす必要もないので
その場は「ふふっ」と笑って流しておきました。
◆ 「ポジティブ」になろうとしなくていい
一人になってから、ふと思いました。
そういえば昔から、別に狙ったわけでもないのに
人から「ポジティブですね」と言われることが多いな、と。
世間ではよく
「物事をポジティブに捉えよう!」
「ポジティブ思考になろう!」
なんて言われます。
でも、無理にポジティブになろうと努力するのって
じわじわと疲れてくるんよね~![]()
私はポジティブになろうとしたわけじゃなくて
ただ「自分が経験した事実の引き出し」をそのまま開けただけ。
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チョコレートは溶けるから嫌やし~(事実)
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キャラメルは溶けないし甘いし~(事実)
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だから夏にもぴったりや~ん(結論)
自分の中では「淡々とした合理的な思考」をしただけなのに
受け取る相手にとっては「ポジティブで前向きな人」に変換されている![]()
無理してポジティブ思考を演じる必要なんて
ないのかもしれへんな~![]()
自分の経験や「こうすれば合理的じゃない?」という視点を
ぽろっと口にしてみる。
それだけで、周りは勝手に
「前向きだ」と受け取ってくれるのが面白かった![]()


