リラクゼーションに携わる人には
「あるある」なのかもしれませんが
同じ症状を訴える人が一定期間に
集中することをよく経験します。
先日は「腰痛」。しかも
慢性的な重だるいの腰痛ではなく
ギックリ腰のように鋭い痛み。
そんな方が続きました。
痛みが始まったきっかけが
はっきりしている人は意外と少なくて
なんだか違和感、翌日に起きようとしたら激痛
1日寝込んで、りらくのきへやってきた。
そのようなパターンが多い。
痛みの前後の生活、仕事を聞いてみると
慣れない動作をした。とか
比較的重い荷物を動かした。とか
残業続きでずっと座りっぱなし。立ちっぱなし。
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すごく重い物を持って「ギクッ」
よりも
何気ない動作や、ちょっとした物を持った時に
痛めてしまうことが多いように思います。
この季節は新生活を迎える人も多く
引っ越しなどで普段扱わないような荷物を
もつことがあるかもしれません。
こんな注意をして下さい。
1、持つ前にだいたいの重さをチェック。
その昔こんなことがありました。
中身の分からない段ボール(特に中身が書籍、水、缶詰などの場合)
そのサイズに見合わない重さになります。
持つ前に
押したり、引いたりしてみて
重さの目安を持っておくとよいです。
※金属でできた物は更に注意!
2、重心を接近させる。
荷物の重心と
運ぶ人の重心をできるだけ
近くして物を持つと楽です。
臍下丹田(せいかたんでん)などと言われますが
まあ、おへそを運ぶものに近づける。と思えばいいでしょう。
3、複数の動作を同時に行わない。
これはデスクワークなどで頻発するのですが
「後ろにあるファイルを取ろうと振り向きながらファイルを持った」
「電話しながらファイルを取ろうと腕を伸ばした」
など、何かをしながら別の動作を行おうとした時に
ピリッと違和感が発生して、それが激しい痛みに変わることがあります。
解決策は振り向いてからきちんとファイルを取り出す。
「動作を分ける」ですね。
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注意を払っていても
人間ですから
何かのはずみで
痛めてしまうことはあるかもしれません。
そんなときは
ぜひ
りらくのきの施術をお試しください。
冒頭の腰痛の方々は
幸い症状が軽くなってお帰りになりました。