「一つ目の鬼を見た」と言い残して、名家・鬼田山家の人々は施錠された離れから次々と失踪した。さらに長男・柊也が毒殺されて捜査は混乱する。そこへ古今東西の薬と毒に精通する“毒草師”と名乗る御名形が現れ、『伊勢物語』になぞらえて一族の忌まわしき秘密と真相を暴く。QEDシリーズ一の曲者、御名形史紋の推理が冴える。
QEDのスピンオフもの?
たたるくんの蘊蓄に代わって、御名方が語ってくれます
といっても彼は、無口。。。。。。
そして、何だか様相が異様な感じ
高田さん、人物像をリアルに描いてくれるので、イメージがわき過ぎます。
今回は毒草師として東京に引っ越してきた様子。
そして、お隣のちょっと軽めのでも、少しだけ頭の働く
どうみてもいじられキャラの西田くんとコンビ?を組んで活躍。
西田くんが、またいい味だしているので、これまた対比で引き立つ。
ちょっとラスト、哀れ過ぎましたが
お話としては、とある名家の殺人事件に巻き込まれていくのですが
これが、古き良き時代の推理小説のたたずまいで
非常に私好みです。
しかも、最初から「密室はありえない」と断言されつつも
一応密室ものですから。
蘊蓄度合いが、本家QEDよりはミステリに押されています
でも、伊勢物語もギリシャ神話も、そして毒草(薬草)の蘊蓄もたっぷりです
これもシリーズ化されるようですが、相変わらず素敵な登場人物たちと
ちょっとQEDとは違った雰囲気で
こちらはこちらで、非常にはまりそうです
