「チョコレートコスモス」 恩田陸 | 遊んで働くアラフィフ母のブログ

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「まだそっち側に行ってはいけない。そっち側に行ったら、二度と引き返せない。」
幼い時から舞台に立ち、多大な人気と評価を手にしている若きベテラン・東響子は、
奇妙な焦りと予感に揺れていた。伝説の映画プロデューサー・芹澤泰次郎が芝居を手
がける。近々大々的なオーディションが行われるらしい。そんな噂を耳にしたからだっ
た。同じ頃、旗揚げもしていない無名の学生劇団に、ひとりの少女が入団した。舞台
経験などひとつもない彼女だったが、その天才的な演技は、次第に周囲を圧倒してゆ
く。稀代のストーリーテラー・恩田陸が描く、めくるめく情熱のドラマ。
演じる者だけが見ることのできるおそるべき世界が、いま目前にあらわれる!


稀有な才能を持つ素人・飛鳥と、芸能界家族の中から出てきたサラブレット・響子

 大きな課題に悩む脚本家・神谷、狂言回しの役も担っている学生劇団の脚本家・巽などなど

みんな芝居の世界で才能を持つ、または認められた人々

これを劇中劇のような戯曲のような形式で物語は進みます。


う~ん読み慣れないこの形式


しかし、語りもしくは台詞形式でお話はずっと進み

過去の話も取り混ぜられ

勢いのある展開でもないのに、どうなるんだろ?と読んでしまいます。


恩田作品の独特の世界感はあるのですが

なんだか、あまり触れたことのない世界だからか、すごく不思議な読後間でした。


才能のある人達の悩み、、そしてそれぞれのキャラクターがしっかりしているからかな?

奇抜な場面もないし、すぐ映像化できる設定なのでして欲しくもあり

 この女優達の演技を実際誰がするのか興味もありますが

 できるのかな?っと思ってもしまいます。


テレビドラマか映画しか見ないので

芝居!?っとちょっと読むのに躊躇していた私ですが

世界にぐっと引き込まれ、興味までわいてしまいました。

そして「チョコレートコスモス」のお芝居を是非また小説で!!


いや、予想外(失礼!!)に面白かったです。