元気な小学一年生・かのこちゃんと優雅な猫・マドレーヌ夫人。その毎日は、思いがけない出来事の連続で、不思議や驚きに充ち満ちている。書き下ろし長編小説
旅の途中であります。
機上で読んだこの本。
あらすじを読み、女の子と猫のほのぼの生活なら、
あまり好みでないなぁ、、、と期待せず読み始めました。
しかし、さすが私の大好きな万城目さん!! 一気読み。
今回は鹿も出ないし、子鬼もでないし、城の下に秘密もない。
(かのこちゃんのお父さんは鹿と話せるそうです、、、おっ?)
猫のマドレーヌは犬の玄三郎と夫婦ですが、二匹ともかのこちゃんとは話せない。
でも、交流はできるし、ここまでは、ほのぼの物語りです。
そこから、やっぱり、マドレーヌ婦人は何故だか人間のおばさんに変身して
老いた玄三郎のために、かのこちゃんにドッグフードをやわらかくして、
と四苦八苦の末に頼むのです。
あれ? やっぱり不思議の入る万城目ワールド?
でも、猫サロンでのメス猫の交流、
かのこちゃんとすずちゃんの子どもらしい、少しユニークな交流と友情とわかれ
玄三郎の死
など、情景豊かに、動きのあるところはスピード感溢れて描かれていて
この世界に入り込んで楽しめました。
最後はマドレーヌがどんな選択をしたのか?
この場面のかのこちゃんとのやりとりも素敵です。
日常の中の万城目ワールドも良かったのです。
でも、また、ちょっとぶっ飛びワールドも読みたいな。
あ~~ネットが遅い、、、
