幼い頃に受けた性的いたずらによるトラウマを抱える那由多、教師との不倫に悩む淑子、那由多にひそかな思いを寄せる翠。カトリック系女子高に通う17歳の3人の少女たちが織りなす心理&青春小説。
3人の少女、それぞれの語り口のお話が3篇
砂糖菓子の弾丸・・を読んだ後で、なんだかまた少女ものかと。
しかし、このウワベは平穏で明るい様相なのに、中が非常に複雑な世界
作家さんは上手く描きますよね。
女の子特有の世界なのかな?やっぱり。
私自身は群れるのが苦手だったのですが、かといって翠のように孤高にもなれず
やっぱり平凡で楽しい生活を送りつつ、なんだかすっきりしない思春期を過ごしたなぁ。
やっぱりこの時期、何か特別なことを抱えている子も抱えていない子も
いろいろしんどいよなぁと思い起こさせるお話でした。
3人とも、なんだかしっかり生きていって欲しい。
あ、男ですが思春期まっただなかのわが子たちも。
