死にそう←
絵が描けないのは辛い!
今月の11日過ぎたらペンタブで絵を描こうと思います。
あとは少しずつアナログのイラストを載せようかと・・・・・・。
こんな絵でよかったら見てやってください☆
気づいたら放課後になってから1時間が過ぎていた。
真田副部長に怒られるってわかってるのに、身体が動かない。
あの夢はなんだったんだ?
そもそも、あの女の子は誰だ?
【恋の味】ってなんだ?
【もう会えない】って……なんなんだよ!
「――クソッ!」
ダンッ!と思いっきり机を叩く。
最後に、アイツはなんていったんだ?
それさえわかれば…!
「赤也?こんなところにおったんか」
声がして振り向くと、そこにはジャージを着た仁王先輩が立っていた。
「こんな所で油売ってると真田に怒られるきに」
「せんぱい…」
「ど、どうしたんじゃ?」
仁王先輩が目を丸くした。
なにに驚いているのかわからなくて首をかしげた。
すると、頬につう、と何かが伝わって床に落ちた。
俺は吃驚して頬に触れてみると、濡れていた。
俺の両目からは大粒の涙が零れていた。
「あ、れ?なんで…俺…」
制服の袖でゴシゴシと涙を拭う。
そして1つのアイデアが頭によぎった。
「仁王先輩!」
「な、なんじゃ?」
「今から俺が口ぱくするからそれに声つけてください!」
「どうした?いきなり…」
「いいから、やってください!」
「…まあ、やってみるかのう」
いつもと違う感じに仁王先輩は気づいたのか、あっさりと了解してくれた。
「いきますよ」
思い出せ、彼女が最後にいった言葉を。
声は聞こえなかったけど、口の動きは覚えてる。
思い出せ、アイツの口の動きを……!!
「…ふむ」
考え込んで仁王先輩が
「もう一回やってくれんか。1回じゃさすがに無理じゃき」
「…わかりました」
そういったのでもう一回やってみた。
すると仁王先輩は俺の口の動きとワンテンポ遅れて声を発する。
『びょ・う・い・ん・に・い・る・よ』
「【びょういんにいるよ】…?」
「俺にはそう見えたが」
びょういん…【病院】?
病院にいるよって…この近くの病院か?
なにかが心に引っかかる。
俺は、もしかして……
大事なことを忘れてないか…?
「仁王先輩、ありがとうございます!」
俺は鞄もなにも持たずに教室から駆け出していた。
「おお、気にするな。真田には上手いこと言っとくきに。気にせんでいってこい」
「あざっす!」
俺は昔の記憶を手繰り寄せながら【彼女】のいる病院へと走っていった。
『ねえ、君は何で病院にいるの?』
『…俺?俺のこと?』
『そう、君だよ』
『俺は風邪をこじらせた。お前は?』
『私ね、ずっとここに入院してるんだ』
『あ?なんでだよ』
『私の目ね、だんだん見えなくなるんだって。だから、何回も治療受けなきゃいけなくて、大体は病院にいるんだ』
『じゃあお前、スポーツしたこととかねぇの?』
『まず、友達が学校にいないし』
『じゃあ、俺が友達第1号だな!』
『え?』
『俺の風邪が治ったらテニス教えてやるよ!んで、一緒にテニスしようぜ!』
『それ本当!?』
『おう!だから、お前も早く病気良くなって一緒に遊ぼうぜ!!』
『うん!約束だよ?』
『俺は嘘つかねぇよ』
『ゆーびきーりげんまーん、うーそついたーら、はーりせんぼーん、のーます!ゆーびきった!』
『そんなことしなくてもぜってー嘘つかねぇって!』
『一応だよ、一応!』
『お、そうだ。俺は切原赤也、お前は?』
『私はね―――』
それから一週間後。俺の風邪はすっかり良くなった。
もう退院していい、と医者からいわれたので、俺は家から毎日のようにアイツの病室へ遊びにいった。
でもある日、彼女の病室に行くといつもいる筈の彼女の姿はなかった。
『なあ、ここにいた女の子は何処にいったんだ?』
『ああ、あの子ね。今は集中医療室よ』
『しゅうちゅ…?』
『あの子の目がね、急に見えなくなったの。だから先生が今一生懸命治療してるのよ』
めがみえなくなった?
『君、いつもここにくるわね。彼女の友達?』
そういう看護師の言葉を無視して俺は駆け出していた。
勿論、集中室には入れてもらえなかった。
俺は夢中に叫んだ。
『俺、待ってるから!お前がよくなるの、ずっと待ってるから!そしたら、テニスしようぜ!』
俺の声は涙声になっていて、目からボロボロと雫をこぼした。
『だって約束したもんな!俺たち、友達だろ!!嘘つかないっていったもんな!』
彼女の手が見えた。ピクリとも動かない。
『約束は絶対だからな!わかってるだろ!?なあ、返事しろよぉ…!!』
幼い俺の力じゃ大人にはかなわず、俺は叫び続けるしかなかった。
その3日後、彼女は東京の大きな病院へと移っていった。
それから、約5年後。
彼女があの病院にいるとは限らないけど、あの夢を見始めたのがつい1ヶ月程前からだった。
そして、彼女の最後の言葉―――
【病院にいるよ】といっていた。彼女との共通がある病院など、1つしかない。
俺は無我夢中に走っていた。
冬の外は寒くて、走ると風が凄い冷たかった。
指先とかの感覚がなくなってきた。それでも、俺は走った。
今日を逃すと、もう会えなくなる気がした。
「間に合えっ……!!」
学校から結構近い病院なのに、やけに遠くに感じた。
☆ ★ ☆
病院につくと、俺は真っ先にあの病室へ向かった。
昔彼女が使っていた病室だ。
なんで名前も顔もハッキリ思い出せないのに、この病室だとわかったのか。
俺にもさっぱりわからない。
病室の重々しい扉を勢いよく開けると、中にいた大人たちが一斉に俺を見つめた。
「な、なんなんだね君は!」
白衣の男が声をあげた。担当医かなんかだろうか。
いつもの俺ならどうしてっかな…多分、ブチ切れてるな、なんて思いながら小さく失笑する。
少しずつベッドに近づくと、母親と思しき人が話しかけてきた。
「あの…もしかして、昔この病院にいた、赤也君?」
「!…そうっす。俺が、切原赤也っす」
まさか、母親が覚えてるとは思わなかった。こっちはさっぱり覚えていない。
「よかった…!あの子――花音がずっと【赤也に会いたい】っていってたから…」
【かのん】。その言葉で全て思い出した。
アイツの喋り方・笑い方・癖…昔見た彼女の情報が一気に記憶から溢れてきた。
大分おさまっていた涙がまた溢れてきた。
母親が1歩下がると、そこには夢に出てきたまんまに近い花音がいた。
透き通るような白い肌、暫く切っていないであろう無造作に伸びた綺麗な髪の毛、白いワンピース…。
ただ少し、違うところがあった。
まず、目の部分には包帯が巻かれている。手術のあとだろうか。
そしてもう1つ―――意識が、なかった。
呼吸はしている。深い、深い眠りについているようだった。
「花音…起きろよ。約束、守りにきたぞ。起きろよ」
俺は花音に呼びかける。
細い腕を持ち上げ、しっかりと手を握る。
「俺さ、昔お前のこと【友達】っていったけど、あれ、撤回させてくれ」
ぎゅっと手を握る。でも、花音の手には力が入っていなかった。
「俺、もうお前を友達じゃなくてさ、1人の女としてみてるんだ。お前のことが、好きなんだ」
言葉にすると、なんだかさっきの夢を思い出す。
【恋の味】の飴玉。それはとっても苦かった。
でもコイツ――花音がキスした後に、味は変わっていたのだ。
甘い甘い、彼女の味に。
それは何て説明したらいいかわからない味だった。 ああ、そうか。昨日花音が夢でいっていたのはそういう意味だったのか。
「ゴメンな。俺、こんなこと言ってるけどさっきまでお前のこと全然思い出せなかった。最低だよな…」
冷え切った俺の手は、必死に花音の体温を求めている。
「夢でいってた【恋の味】…今なら何となく、わかるぜ」
そう、ずっと甘いわけではない。時に苦く、時に辛く、酸っぱくて、そして甘い。
なんともいえないこの味と複雑なこの気持ち…。これが、俺が見つけた【恋の味】だった。
「お願いだ……!目を覚ましてくれ……花音…!!」
目を強く瞑り、祈るように膝をついて花音の横に崩れる。
(花音……!!声が聞こえたら、返事しろよ……!)
そう、心の中で思っていると
『―――聞こえてるよ』
そんな声が、聞こえた。
俺はバッと顔を上げる。
そこには―――
☆ ★ ☆
次の日、俺は少し遅れて学校へ登校した。
昼休みになると、俺は仁王先輩の教室へ向かった。
昨日のお礼を言おうと思っていた。
「仁王先輩、きのうはありがとうございました」
律儀に礼を言う俺に仁王先輩は目を瞬かせた。
「……昨日から様子がオカシイとは思っていたが…なんか、拾い食でもしたんかのう」
「なっ!してないっすよ!俺は純粋に、お礼を言っただけなのに!」
「まあまあ、落ち着きんしゃい」
「ああ。あと今日部活少し遅れていきますね」
「ん?なんでじゃ」
少し怪訝そうに訊いてくる仁王先輩に、俺は笑みをもらしながら
「連れてきたい奴がいるんです」
そう、答えた。
☆ ★ ☆
「今日は天気がいいな。…辛くないか?」
「平気だよ。外に出られるなんて久しぶり!」
「そっか。…お、見えてきた」
「ん~~…。ゴメン。まだハッキリ見えないや」
「謝んなよ。お前は俺が見えてればいいの」
「うわ~、よくそんな台詞いえるね」
「うっせ」
「まあ、嬉しいけど」
「本当かよ」
そんな会話をしながら、立海テニス部にやってきたのは、部員の切原赤也と―――
透き通るような白い肌に、純白のシフォンワンピースに鍔の大きいリボンの帽子をかぶった綺麗な髪をしている少女。
実に楽しそうに、照れくさそうに手を繋ぎながら一緒にやってきた。
あれ?すんごい長い話になっちゃった。
長々とかキャラ崩壊スミマセン(汗)。疲れちゃうでしょう?実際見るとボクは疲れました←
今回は赤也×オリキャラでした! 実に長文&お目汚し失礼しました。
ここまで付き合ってくださりあざーーーす!
最近変な夢を見る。
上も下も何もない真っ白な空間に俺は立っている。
そこが白いのかもイマイチわからない。
暫くすると何処からか女の子が現れる。
見た目は俺よりずっと年下だと思う。
【思う】というのはなんだかその女の子が【年下】に見えない。
なんていうか……内面が凄い子供っぽくないというか…訳わかんなくなってきた。
『ああ、今日もきたの?』
「うるせーな、きたくてきてねぇよ」
ほら、こんな感じ。
ツンケンしてるというか、なんというか……とにかく、こんな感じでいつも始まる夢。
「今日の飴は何味なんだ?」
コイツはいつも飴を持ってきてなめている。そして俺に一つくれる。
夢なのに味がする。凄い不思議でなんだかリアルな夢だった。
『今日はね……恋の味、らしい』
「なんだよ、それ。しかも【らしい】って」
『私も知らない。渡されたのよ』
「誰に?」
『わかんない。いっつもバッグに入ってる。赤也と食べなさいって』
「…大丈夫なのか?」
『夢だから』
確かにそうなんだけど…コイツ現実でもやってないよな?
『はい』
「ん、サンキュ」
受け取って包装紙をとる。
口の中に含むと、全然味がしない。
「おい、これ味がしねーぞ」
『そうなの?私はするよ』
「どんな味だよ」
【恋の味】っていうんだからさぞかし甘いと俺は思う。
『ん~……説明できない。なんかこう、ね』
「わかんねぇよ」
すると周りが段々明るくなってきた。
夢の終わりだ。
元々明るいのに、何故かそうわかる。
「今日はもう終わりだな」
『…そうだね』
なんだかいつもと違って声が寂しそうだった。
「……どうした?」
『ううん。なんでもない』
ゆっくり立ち上がると俺に背中を向けた。
「んじゃ、またな」
『うん…またね』
そういって目が覚めた。
☆ ★ ☆
今日は朝練があっていつもより早めに学校に着いた。
部室でユニフォームに着替える。
(恋の味ってなんだ?意味わかんねぇ…)
夢のこと気になってなんだかもやもやした気持ちになる。
「どうした、赤也。なんかあったんか?」
「仁王先輩、おはようございます」
「なんだなんだ、今日はおとなしいのぉ」
「そんなことないっすよ」
なんて言ってみるけどなんだか調子がおかしいのはわかった。
「……仁王先輩」
「なんじゃ?」
「恋の味って……どんな味ですか?」
「…ブッ!」
真面目に訊いたのに、仁王先輩は吹きだして腹を抱えて笑い出した。
「な、何で笑うんすか!?」
「ククク…いや、すまん。真面目な顔で何切り出すと思ったら…思わず、なぁ?」
涙目になるほど笑うことか?
少しムカッとしてきた。
「もういいっす。自分で考えます」
「すまんすまん。そうじゃな…」
仁王先輩は考え込む仕草をすると少し間をおいて話し出した。
「あくまで俺の仮説じゃが…甘いだけではないじゃろうな」
「甘くない?」
俺の想像と反して、仁王先輩の答えは【甘くない】ときた。
「なんでっすか?甘くないって…」
「そこら辺は、自分で考えんしゃい」
いつの間にか着替えた仁王先輩は颯爽と部室を出て行った。
「あ、ちょ…仁王先輩!?」
俺も急いで着替えて部室を出た。
(甘くないって、どういうことだ?)
そんなことを考えていたらいつの間にか練習は終わっていた。
☆ ★ ☆
授業中にうとうとしてそのまま眠ってしまったらしい。
俺は夢を見た。
それはいつものアイツが出てくる夢で、学校では初めてだった。
「…俺、居眠りしちまったのか」
ガシガシと頭をかいてドカリとその場に座った。
『…・・・赤也?』
ふいに声が聞こえた。いつものアイツの声と少し違う。
俺は疑問に思いながら辺りを見渡す。
いつもの女の子はいない。
代わりに―――純白のワンピースを着た少女が立っていた。
「アンタ、誰?」
『こんな時間にくるなんて…やっぱり、今日なんだ』
表情がよく見えない。でも、なんだか悲しい顔をしているとわかった。
「質問に答えろよ。いつものアイツは何処だ?」
強い口調で言ってみても少女は動じなかった。むしろ、少し嬉しそうに俺の隣に座った。
なんだか調子が狂う。
そう思っていると少女が手持ちのバッグから何かを取り出した。
『はい、これ』
そういって取り出したのは、いつもの包装紙に包まれた飴玉だった。
「え、これ――」
『あーん』
俺が混乱していると彼女は飴を包装紙から取り出してそういってきた。
「……は?」
『早く、口開けて』
「意味がわからないんだけど…」
『いいから、あーん』
訳もわからず、とりあえず言われたとおりに口を開けた。
コロンと飴玉が口の中で転がる。
「…味がしねぇ」
そういうと少女はクスクス笑い出して
『すぐに味が変わるよ』
といった。
「んなこと言われても…って苦ぇ!!」
いきなり飴玉が苦くなって俺は思わず吐き出しそうになる。
『そんなに驚かなくても…。 あ、もしかして』
ニヤリと不適に笑う彼女。顔がハッキリしないのに何となく表情がわかった。
『恋、したことないの?』
「はっ!?」
いきなりそんなこと言われて不覚にも声を上げてしまった。
『図星だな? 恋、したことないでしょ』
「なんでそんな話になるんだよ!」
『ほら』
そういうと、彼女は飴の包装紙を差し出してきた。
【恋の味。これは人によっては味が変わったりします】
「こいのあじ…」
『赤也は最初、苦いんだ』
「めっちゃ苦いな」
『どれ』
そういうと彼女の唇が俺のそれと重なって―――
『うん、少し苦い』
しれっとそんなこといった。
「…………」
いくら夢の中とはいえ、いきなりそんなことされたら何も言えなくなる。
『じゃあ、私もう行くね』
そういうと立ち上がっていつも女の子が消えて行く方へ歩いていく。
『もう会えないかも知れないけど、テニスとか学校とか頑張ってね』
「えっ…?」
『病気には気をつけてね?風邪でも甘く見ちゃダメだよ。【風邪は万病の元】だから』
「ちょっと待てよ!会えないってどういう意味だよ!?」
光が一気に押し寄せてきて俺を夢から目覚めさせようとする。
「待てよ…!待てって……」
手を伸ばしても届かない。逆行が強くて顔が全然見えない。
かすかに動いたその口からは
『――――』
動いただけで俺の耳には届かなかった。
「――待ってくれ!!」
ガタッと椅子から立ち上がる。
「…切原?この問題わかるのか?」
「ぇ……」
俺は状況が理解できなくて、暫くボーッとしてから
「いえ…なんでもないです」
そういって椅子に座りなおす。
クスクスとクラスメイトが笑うのが聞こえた。
いつもの俺なら怒ったかもしれない。【笑うんじゃねえ】って。
でも俺はさっきの夢が気になって、授業が終わるまで呆然としていた。
イラストデジタルで描いてみました!
すんげぇ似てないけど……一応財前です。
白石さん挑戦して敗れたんで財前でリベンジしました!
似てねえぇぇぇぇぇぇ!!
面倒なんでカゲ付けてない☆
背景が目に痛いなぁ……。
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なんか……悲しい感じ…?なんか足りない……。
今度時間があったらもう少し描きこんでみます!