アルピーヌA110:カーボンリアウイング製作・第1号取付 | RIP(リップ) STAFF BLOG

アルピーヌA110:カーボンリアウイング製作・第1号取付

RIP広報の原です。
いつもRIPスタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。
ルノー アルピーヌA110のカーボンリアウイングを製作・取付させていただきましたので、ご紹介いたします。


取付前。
通常モデルのアルピーヌA110にはリアウイングやリアスポイラーの設定がありません。
限定モデルのA110RやA110Sアセンションにはリアウイングが装着されていますが、どちらも翼端板付きのレーシーなイメージのモノになります。
今回は当社のカスタムブランドRK DESIGNの商品として、街中でも違和感のない、スポーティかつエレガントなA110用のリアウイングを開発、そしてお客様に第1号を取付けさせていただきましたのでご紹介いたします。




取付位置のトランクのRを3Dスキャンして、ウイングをCAD上で設計し、たたき台となるプロトタイプを3Dプリンターで4分割で出力。


4つのパーツを繋げて、仮合わせします。 プロトタイプを実際に車両に装着し、デザインを修正していきます。


プロトタイプNo.1をベースにパテにてディテールを形成し、No.2以降いくつかのバージョンを製作します。

 


ほぼ最終段階のプロトタイプです。
ウイングの両端を下げ、翼端板的な空力効果を持たせつつ、視覚的には少し落ち着いた雰囲気に仕立てます。


最終デザインが決まったところで、黒のサフェーサーを塗って、表面を均していきます。


仕上げた最終のプロトタイプをマスターとして型を製作し、その型を用いてウエットカーボンで製作したウイング。


フィッティングして、トランクに穴を開けます。

 


問題なく、取り付けられそうです。


塗装ブースで、クリアを塗装します。

 


ウイングのステーは、艶消しの黒を塗ります。


最後に磨いて、取り付けたらリアウイング第1号の完成です。


A110のスタイルに合わせたサイズ感と美しいライン。
ウイングの両端の形状にもこだわり、デザイン性に優れたウイングです。

 


お洒落に、エレガントに仕上がったと思います。オーナー様にも大変喜んでいただきました。


RIPでは、このA110のカーボンリアウイングを\275,000(税込)※取付別途で販売致します。

ご注文はこちらへ↓ ※A110のカーボンリアウイング注文の旨をご記入願います。

 

よろしくお願いいたします。