こんにちは。
京都市北区紫竹 Rippling紫竹で
Ripplingこども英語教室
あけぼのマルシェ
各種イベント をしています
英語講師・ホリスティックライフコーチのMimiです。
先日のこちらの記事に対して
「英語と学校英語が別物という主張には違和感を覚える」
という趣旨の書き込みをしてくださった方がおられました。
ある意味、ごもっともなご意見だと思います。
そのコメントに対しての私からの返信はこちら↓
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もちろん、学校英語も英語も同じ「英語」であることに変わりはありません。
学校英語から英語を習得するに至ったという方も多くおられることでしょう。
ただ、長年複数の教育現場で日本の子供たちの英語教育に関わってきて感じたことは、
知的な遅れがなかったとしても脳の機能上
(うまく説明できませんのでwikipedia先生にお世話になります https://ja.wikipedia.org/wiki/ディスレクシア )
英語の読み書きに難しさを感じる子供たちは通常学級の中にも一定数おり、
彼らにとっては「学校の英語で成果が出せない=自分は馬鹿だ。英語ができない」となり、
親や先生からもそのレッテルを貼られて
英語嫌いになって終わるというパターンが悲しいぐらいに多いということです。
言語の特性上、日本語の読み書きではそこまで顕著な問題がなかった子どもでも
英語となると顕在化することもあり、
まだまだディスレクシアに対する知識も対処法も浸透してない日本では
「単語が覚えられない」「英語が読めない」のは努力が足りないからだと
拷問のような勉強を親が子どもに強いるケースもあるのです。
英語は受験科目なので、なんとかしないとという気持ちもわかるのですが、
私は「音声を介した英語の楽しみを子どもたちに伝えたい、体験してほしい」
「英語に対する自信をつけてほしい」
という想いで英語教室をしているということをお話する趣旨の会でした。
2時間半の話の内容をここで全てお伝えすることはできませんが、
全体への教育という観点で「英語」を語るとき
学校英語と英語は別物だという切り口でアプローチすることで
救われる子どもや親御さんがおられるということを私は強く信じています。
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補足しておくと、
当教室では一切英語の読み書きをしないということではありません。
子どもさんの習熟度、興味に合わせて
絵カードではなく文字カードでビンゴをしたり
英文を読み書きすることもします。
ただし、文字を極端に嫌がる子どもさんがおられる場合には
絵カードでビンゴをしてもらったり
英文を書く代わりに別の活動を提案したりと
個別の配慮をしており、
他の生徒がそれを特別に感じないような雰囲気づくりも
心がけています。
***
ディスレクシアの診断を受けた場合、都道府県によっては
中学や高校のテストを筆記ではなく音声で行うなど
道理的配慮を行うことがあるそうです(京都市はまだ)が、
思春期ということもあり、周りから特別視されるのが嫌で
それを拒む生徒さんも多いのが現実なのだとか。
大学入試も、中学・高校で合理的配慮を受けたという経緯があれば
音声で英語の試験を受けられるという話も聞きました。
まずは大人がディスレクシアに関する知識を持ち、
誰もが偏見を持たないような世の中になればいいですね。
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Mimi Hitomi(橋爪ひとみ)