皆さんお元気ですか。
私は眠いです。


先日ツイートしましたが、2月13日、私たち夫婦にとって第一子となる男の子が誕生しました。 
お祝いのコメントたくさんありがとうございました。
もう1ヶ月半が過ぎて驚いています。慌ただしくて日々あっという間…。


結婚から5年、待ち望んだ小さくてあたたかな命をこの手に抱きしめることができて、ただただ喜びでいっぱいです。
 

幸い妊娠の経過に大きな問題は無かったのですが、彩陽ちゃんのブログの言葉をお借りすると、妊娠には「安定」や「絶対」は無いものだと私も思っていたので、妊娠の事実は出産ギリギリまで身内と会社以外に伝えず、SNSではだんまりを決め込んで粛々と十月十日を過ごしていました。

私の持病が原因で自然妊娠が叶わず、体外受精でようやく授かった命だったので、心配症の私は、とにかく生まれるまで気が気でなかったです。
 


出産当日はだいぶバタバタでして。

予定日は2月4日だったので、これは戸松さん推しに仕立てあげるしか!…などと夫と話していましたが、待てど暮らせど陣痛が起こらず、結局13日に子宮口を広げるバルーン挿入、14日から陣痛誘発という予定で入院することになってしまいました。

誘発はうまくいかず遅れることもあるそうで、こうなったらいっそ15日に産まれるというミラクルでも起こるんじゃないか…?とドキドキしてましたが、入院してすぐ、バルーン挿入処置直後のモニター中に、突然赤ちゃんの心拍が下がりまして。

不穏なエラー音とともに、慌てた様子で助産師さんと先生がとんできて、瞬く間に私に酸素マスクがあてがわれ、深呼吸をしろ、四つん這いになれ、今度はエコーをするから腹を見せろ、と、何がなんだか分からないうちに怒涛の指示を出されました。

幸い数分で赤ちゃんの心拍はもとに戻ったものの、モニターを外した後に同じことが起こったら赤ちゃんの命が危ない、誘発を続けるか今すぐ帝王切開するかどうかの決断はお母さんに委ねるけどどうするか、と言われ、こうなったら選択肢は1つしかなくて、入院からわずか3時間後には腹を切られ、我が子と対面することになったのでした。
 

妊娠中にコウノドリという産科を舞台にした漫画を読んでいたのですが、「緊急カイザー(←帝王切開のこと)するから先生集めて!」とまさに漫画で読んだセリフが飛び交い、あっという間に手術室へ運ばれたので、身を委ねることしかできないなか、恐怖で震えました。


帝王切開は下半身麻酔なので意識はあり、痛みはないのにお腹をいじられている感覚はあって、麻酔からくる寒気と不安で、どんどん身体が冷たくなる感じがしてとても怖かったです。
それでも先生方が世間話を交えつつずっと声をかけて下さっていて、開始からそう時間も掛からずにお腹押すよー!赤ちゃん出たよー!と言われて、間もなく「ほにゃー」とやわらかい泣き声が聴こえたときには、安堵で思わず涙が流れました。

心拍低下の原因は、臍の緒が赤ちゃんの足に絡んでいたことだそうです。
しかし事前にそんな予兆もなく、バルーンの処置によって起こったものでもないそうで、たまたま入院当時だったからよいものの、そうでなければ一体どうなっていたのか……。


ふと思い出したのですが、入院時、お気に入りの履き慣れた革靴を履いて産院に向かったんですけど、産院に着いてタクシーをおりた瞬間に、革靴のベルトがブチっと切れたんです。

なんだか、縁起でもない!…とその時思ったんですけど、これは何か起こる知らせで、ベルトが身代わりになったのかなぁなんて、ぼんやりスピリチュアルなことを考えたりしてしまいますね。

ほんと、お産ってなにがあるか分からないものなんだなぁ…。


人生においてそう無いことだし、せっかく女に生まれたのでぜひ陣痛は経験してみたいと思っていて、無痛分娩が人気のクリニックでしたが普通分娩を選んだのに、結局経験することなく産んでしまって、万が一第二子以降を迎えることになっても次も帝王切開になるとのことなので、そこだけ無念です。
ソフロロジー式という呼吸法を推してる産院だったので毎晩寝る前に練習もちゃんとしてたし、陣痛に備えて飲み物とかおやつとかいっぱい持っていったのに…(笑)
いや産後の傷とか後陣痛はめっちゃ痛かったですけどね。比べようがないですが、きっと帝王切開が楽なんてことは無いです断じて。


あ、コウノドリはぜひ全人類読んで下さい。
お産の現場で起こることを知って、母子ともに健康であることのありがたみや、赤ちゃんが産まれてくることが、こんなにも奇跡に満ちあふれているのだと思い知らされます。

 


…ということで、戸松さん推しでもスフィアさん推しでもない子になりましたが、無事産まれてくれたのでなんでも良いです。ほんとうによかったです。


え、赤ちゃんですか? 

めちゃくちゃ可愛いですよ!世界一可愛い!(※誰も聞いてない)


わけも分からず泣かれて慌てて食事をかきこんだり、眠れなかったり、抱っこマンで腰やら手首やら痛いし疲労困憊してますが、ちょっとした動作や表情の変化ですべてを許せてしまうの、本当に愛おしさのかたまりでしかありません。




 
そうそう。スフィアさんの久しぶりのイベントが開催されますね。

不妊治療までしたのでこういう日が来るのは覚悟のうえというか、当然なんですけど、今回は参加しません。

なんなら治療を初めてから、治療の経過、お金、子育て、仕事…と、考えるべきことが多すぎたこともあり、大好きなことに変わりはないのですが、自分にとって大切なものの中における推しの存在が、どんどん小さくなっていくのを実感していました。

コロナ禍や、ご当人も出産されるなどで会える機会が無かったこと、最後に見たステージが全曲ライブというその時点での集大成的公演であったこと、新たな音楽活動の気配がないこと( )、色んな要素がありますが、たぶんこれからは、前と同じエネルギーでスフィアさんと向き合うことは、無いんだろうな、と思っています。

良くも悪くも、自分の中で区切りがついてしまったというか、もう今まで通り会いには行けないのだ、という諦めも含めて、気持ちが整理されてしまうには十分すぎる時間と理由ができてしまったなぁ…という感じです。

今後は参加できそうなら行くつもりです。
昼夜公演とか2daysなら夫と交互になら参加できるかもしれないので。


夫とは付き合いはじめからだと11年ちょい、お互いスフィアさんが好きだからこそ見てきたものがたくさんあります。

いつもの友人と4人で連番して、振りコピしまくってヘトヘトの体にビールを流し込んだり、ツアー初日が楽しくて思いつきで福岡へ急遽行ってみたり、台湾公演のために初めて海外へ行ったり、あちこち観光したこと、台風のなか物販に並んだこと、原価いくらやねんと文句を言いながら何度もコラボカフェに足を運んだこと、どれも楽しかったし、すごく贅沢なことだったんだなぁと今になって思います。

会える機会は減っても心の深いところにいてくれる存在に変わりはありません。

なにより腕に抱いてる我が子は、スフィアさんが繋いだくれた縁で出会えたものだから。

いつか子連れでライブ参加できるくらいまでスフィアさんが続いてくれたりしませんかね…。




今は子どものことで頭がいっぱいなので、しばらくは絵を描いたり創作したりというツイートは少なくなると思います。 

頻度は少なくなると思いますが、会場などでまたみなさんと会える日を楽しみにしています。

夫婦、そして親子ともども、今後ともよろしくお願い致します。