サッカーワールドカップ ロシア大会で、日本はH組に入りました。
さて、ロシアのどの町で予選リーグを戦うのでしょうか?
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6/19(火) vs コロンビア(FIFAランキング13位) 開催地: サランスク Саранск
6/24(日) vs セネガル(FIFAランキング23位) 開催地: エカテリンブルク Екатеринбург
6/28(木) vs ポーランド(FIFAランキング7位) 開催地: ヴォルゴグラード Волгоград
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【第3戦 ヴォルゴグラード vs ポーランド】
ヴォルゴグラード(ボルゴグラード) Волгоград は、
モスクワから南東へ964kmにある、ヴォルゴグラード州の州都で、
人口1,015,586人(2017年)の町です。6月の最高気温平均は26.4度。
ここは昔、「スターリンの町」でした。
スターリン 「何?わしの町じゃと?」
そうです。
だって、ヴォルゴグラードは1925年から1961年まではスターリングラード Сталинградと
呼ばれていた町なんです。
グラードというのは古いロシア語で「町」という意味。
だからこの町は「スターリンの町」という名前を持っています。
とはいえ、スターリンが生まれた町という訳ではありません。
反ロシア革命勢力に勝利したのに貢献した町…ということと、
帝政ロシア時の名前がツァリーツィンといって「女帝のもの」という意味だったため、
ロマノフ王朝関連の名前を排除するために、スターリンの名前をつけたらしいです。
ソ連&ロシア最高権力者(スターリン・フルシチョフ・ゴルバチョフ、エリツィン、プーチン)
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スターリン時代、スターリングラードは重工業都市として発展し、
南部ソ連の重要拠点となっていました。
そのため、1942年、ドイツ軍の包囲を受け、「スターリングラード攻防戦」の舞台となり、
独ソ戦の激しい戦場となりました。
スターリングラード攻防戦 Сталинградская битва <Youtube>
製粉所跡 Мельница Гергардта
現在は「スターリングラード攻防戦パノラマ博物館」
Мамаев Курган(ママエフ・クルガン/ママイの墳丘墓)
戦没者の慰霊と勝利を記念して建てられました。後ろの像は「母なる祖国像」。
何とかソ連軍は戦い抜き、
ヴォルゴグラードは「英雄都市 город-герой」とされました。
現在も市の紋章には、その証として、金星がついています。
そんな名誉ある都市となった、スターリングラードでしたが、スターリンの死後、
フルシチョフによって、「スターリン批判」が行われ、
1961年、 「スターリンの町=スターリングラード」から、
「ヴォルガ川の町=ヴォルゴグラード」に改名されてしまったのです!!!
フルシチョフ 「ハハハハ、今度は私の時代じゃ!」
激動の歴史渦巻く、ヴォルゴグラード。
ここで、日本代表もポーランドと激しい戦いを繰り広げるのでしょうか?
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