さて、これもお客様から質問が多いのですが、
「一番数が多いマトリョーシカは何ピースですか?」
私が以前、どこかのHPで見たのは70個ちょっとだったのですが、
この際ちょっと調べてみました。 (Журнал "WOOD-мастер"など複数ソース)
■■最多のマトリョーシカ■■
19世紀末に作られた最初のマトリョーシカは8ピース。
その後2~24ピースのマトリョーシカがセルギエフ・パサード作られ、
よく製作されたのは3、5、8、12ピースマトリョーシカです。
1913年にブリチェフ(ブリチョフ)Н.Булычевが48ピースのマトリョーシカを作り、
サンクトペテルブルグのおもちゃ展覧会に出展されました。
その後1967年に60ピースのセルギエフ・パサード マトリョーシカが製作されたそうです。
さてさて1970年、第2のマトリョーシカの故郷・セミョーノフの工場では
セルギエフ・パサードに負けじと、なんと
72ピース、1mの巨大マトリョーシカを製作。
このマトリョーシカはレーニンの誕生日に政府に献上されました。
値段は当時の価格で3000ルーブル。当時の自動車の価格に値するほどの値段だったそう。
しかもこのマトリョーシカは1985年に、つくば科学万国博覧会ソ連館展示のため、
日本にやってきているのです!!
その後、80ピース以上を作ろうと何人かが挑戦したそうですが、
まだ公式では作られていないとのこと。ですから今のところ72ピースが最多です。
でもどこかにもっとすごいマトリョーシカがいるかもしれませんし、
2014年はソチオリンピック。きっとロシアのマトリョーシカ工場もそれ以上の数の記念マトリョーシカを作りそうな気配です。
■■最大のマトリョーシカ■■
じゃあ、一番大きなマトリョーシカも72ピースのセミョーノフ・マトリョーシカ?
というとそうではないのです。
ギネスで世界最大のマトリョーシカとして認定されているのは、
ロシアではなくなんと中国・内蒙古自治区、満州里にある
套娃広場(套娃广场/tao4 wa2 guan3 chang3(タオワー・グアンチャン))
その名もマトリョーシカ広場にある巨大マトリョーシカ。
(詳しくは---->こちら)
ここは中国、ロシアの国境がある地域。
この広場は2008年に中国、ロシア、モンゴル友好のシンボルとして作られたそう。
6万平方メートルという大きな敷地内に中・露・蒙の美女マトリョーシカやモニュメントがあるのです。
建物になっている巨大マトは8個、世界各国の特徴的なマト・モニュメントは200個、
ロシアのイースターエッグのモニュメントは30個、その他十二支や十二星座のモニュメントもあります。
その中でもひときわ目立つ高さ30mのマトリョーシカ!!
これがギネス認定世界最大マトリョーシカです。
でも…でも…これってマトリョーシカと言えるのでしょうか??
だって、これってマトリョーシカの形の建物 じゃないんでしょうか?
う~む。まぁ、いいか。
中にはレストランやお店があるそうです!行ってみたいなあ。
内蒙古新闻网
「一番数が多いマトリョーシカは何ピースですか?」
私が以前、どこかのHPで見たのは70個ちょっとだったのですが、
この際ちょっと調べてみました。 (Журнал "WOOD-мастер"など複数ソース)
■■最多のマトリョーシカ■■
19世紀末に作られた最初のマトリョーシカは8ピース。
その後2~24ピースのマトリョーシカがセルギエフ・パサード作られ、
よく製作されたのは3、5、8、12ピースマトリョーシカです。
1913年にブリチェフ(ブリチョフ)Н.Булычевが48ピースのマトリョーシカを作り、
サンクトペテルブルグのおもちゃ展覧会に出展されました。
その後1967年に60ピースのセルギエフ・パサード マトリョーシカが製作されたそうです。
さてさて1970年、第2のマトリョーシカの故郷・セミョーノフの工場では
セルギエフ・パサードに負けじと、なんと
72ピース、1mの巨大マトリョーシカを製作。
このマトリョーシカはレーニンの誕生日に政府に献上されました。
値段は当時の価格で3000ルーブル。当時の自動車の価格に値するほどの値段だったそう。
しかもこのマトリョーシカは1985年に、つくば科学万国博覧会ソ連館展示のため、
日本にやってきているのです!!
その後、80ピース以上を作ろうと何人かが挑戦したそうですが、
まだ公式では作られていないとのこと。ですから今のところ72ピースが最多です。
でもどこかにもっとすごいマトリョーシカがいるかもしれませんし、
2014年はソチオリンピック。きっとロシアのマトリョーシカ工場もそれ以上の数の記念マトリョーシカを作りそうな気配です。
■■最大のマトリョーシカ■■
じゃあ、一番大きなマトリョーシカも72ピースのセミョーノフ・マトリョーシカ?
というとそうではないのです。
ギネスで世界最大のマトリョーシカとして認定されているのは、
ロシアではなくなんと中国・内蒙古自治区、満州里にある
套娃広場(套娃广场/tao4 wa2 guan3 chang3(タオワー・グアンチャン))
その名もマトリョーシカ広場にある巨大マトリョーシカ。
(詳しくは---->こちら)
ここは中国、ロシアの国境がある地域。
この広場は2008年に中国、ロシア、モンゴル友好のシンボルとして作られたそう。
6万平方メートルという大きな敷地内に中・露・蒙の美女マトリョーシカやモニュメントがあるのです。
建物になっている巨大マトは8個、世界各国の特徴的なマト・モニュメントは200個、
ロシアのイースターエッグのモニュメントは30個、その他十二支や十二星座のモニュメントもあります。
その中でもひときわ目立つ高さ30mのマトリョーシカ!!
これがギネス認定世界最大マトリョーシカです。
でも…でも…これってマトリョーシカと言えるのでしょうか??
だって、これってマトリョーシカの形の建物 じゃないんでしょうか?
う~む。まぁ、いいか。
中にはレストランやお店があるそうです!行ってみたいなあ。