日本の家に神棚や仏壇があるように、
ロシアにもキリスト(フリストス)を祀る祭壇があります。
Алтарь(アルターリ)といいます。
ただ最近の家にはないところも多いのですが…
店にはぜひ作りたいと思って。
これは民族博物館内。どこにあるかわかりますか?
コーナーの上の方にある棚がそうです。
これはレストランの中にあったもの。祭壇周りがかわいいですよねっ!
教会で買ってきたフリストスのイコン(聖画)を
部屋のコーナーに作った棚の上に置きます。
※最近は本棚や机にイコンを置くだけのお宅も多いです。
周りにマリアや聖人の像を飾ることもあります。
像の前にキャンドルや聖油を置くこともあリます。
そして額縁状になっているイコンの上部に、
刺繍やレースがある布(ルーシニク)を飾るのが特徴。
※ルーシニクについては、過去のブログをご覧ください。↓
私は以前、ロシアの友人からフリストスのイコンを教会で買ってもらったことがあります。
「健康で幸せになりますように」って。
今までは部屋に飾っていたのですが、
フリストスの像はお店に飾ることにしました。
どうでしょう?棚は特注したんですよ!
ロシアの文化や伝統を店を通じて感じていただけたら…
と思っています。