いよいよ日曜日はПасха(パスハ)です。

 

 

パスハはロシア正教で一番大切なお祭りで、

いわゆる西洋のイースター(復活祭/復活大祭)のことです。

 

 

パスハに欠かせないのがПасхальное яйцо パスハーリナエ・イイッツオー

つまりイースター・エッグ恐竜たまごです。

 

 

卵を食用染料できれいな色に染めるのです。
シールを貼ることもあります。

 

 

ロシアでのつぶやき-e2
ホフロマ柄がロシアらしいラブラブ
 
 
 
イースター用セット。食用染料やシールが入っています。
 
 
卵を袋状のシールにいれ茹でると上の卵みたいになります。

 




復活祭の奉神礼中、信者は染め卵を持ち寄り、祈祷をしてもらって、持ち帰ります。

その卵を毎日食べるそうです。

 

 
 

持ち帰り用の箱と、卵のステッカーが入ったキット。
 
 

 

卵もパッケージもかわいいラブラブ
 

 

実はこの復活祭までの40日間は

卵や乳製品、肉、魚を食べてはいけないという食の節制があります。

 

 

でも…

 

友達に聞いたら周りでは誰もやっていないって

あら…ガーン 敬虔な信者だけ?

 

 

 

復活祭のあとでは、大斎中食べることを禁止されていたご馳走を並べてパーティーカクテルグラス

こちらは今でもよく行われています。(やっぱり楽しいことはやるのね~)

 

 

だからパスハ用の食べ物がスーパーにも売っています。

 

 

まずその名もパスハ(Пасха)

レアチーズケーキです。

 

 

ロシア モノ・コト図鑑-e7
「フリストス(キリスト)復活 Христос Воскресе」の頭文字が入っています。

 

 

 

カッテージチーズのようなトヴォロク(Творог)とバター、卵黄から作られており、

白い色はフリストス(キリスト)の純潔神の子羊おひつじ座、そして復活の喜びを象徴しています。

 

 

 

 

 

クリーチкуличという円筒形のケーキも復活祭にはかかせないもの。

私は教会直営のパン屋に行って買いました。

 

 

ロシア モノ・コト図鑑-e6
砂糖が上にかかっています。


 

外は少し固めで中はフワフワ。

中にはレーズンや木の実が入っていました。

 

 

味は…

ケーキケーキというより、これはパンですね。

 

 

私なりにパスハをお祝いしようと思います。