89歳の母が映画を見に行きたいというので久々に母と妻と3人で映画館に行きました。
他は難しそうだったのでこの映画を選択
もしも徳川家康が総理大臣になったら
見るからに面白そうなポスター
予告編も期待感を駆り立てます
妻が特に気に入っていたのは秀吉ダンスwww
豪快な武将がチマチマした小躍りで笑わせます。
昼に1度の上映でしたが劇場は封切から1ケ月が過ぎているにしては割と多めで30人くらいは居たと思います。
物語は2020年のコロナ渦
内閣総理大臣が新型コロナウイルスで死亡したため、政府が秘密裏に開発していたAIとホログラムを使って歴史上の偉人たちを復活させ、徳川家康を内閣総理大臣とした最強内閣を組閣するという奇想天外な物語。
発想も面白く、出演者たちもなかなかの実力者なので、結構期待してたのですが・・・
母はこの設定に付いていけず、早々に爆睡www
110分の映画ですが、徹子の部屋のテーマ曲でパッと目を覚ました以外はほぼ寝てましたね(^_^;)
母親いわく「何が言いたいのか分からない」「最近の映画は展開が早すぎて付いていけない」らしいです。
自分もいっぱい詰め込みすぎる最近の映画はあまり得意じゃないので、その気持ちは理解できました。
小説で読んだほうが面白かったのかな?
ジュンちゃんの率直な感想は
これ誰に向けて作った映画なん?
この一言に尽きます。
飛んで埼玉とテルマエロマエの監督さんだから期待してましたが・・・
・設定が過去なのに今より先端技術。
・高齢者には付いていけない専門用語の数々。
・ギャグは昭和風でダダ滑り
・政治・マスコミに対してのあまり笑えない批判描写
もっと偉人たち全員が勝手なことをするドタバタコメディを期待していましたが
あまり全員の良さを引き出せてない感じが、昔見た「七人のおたく」に似ていて
あ~~せっかくいい題材なのに、もうちょっと時間かけて良いもの作って欲しかったな~
というのが率直な感想。
最後に徳川家康が若者に政治に興味を持つように演説するシーンがあるのですが
抽象的過ぎて一体何が言いたいの???ってなります。
(ただし、野村萬斎の演技は素晴らしいw)
こんないい題材で、良い俳優を使って、相当な製作費を掛けて、面白い場面も沢山
あったのに全体的につまらない印象になったのはとても残念です。
ただ、浜辺美波は可愛く、ガクトはカッコよく撮られてるのでファンは喜ぶかもしれませんね。
そして竹中直人はやっぱり面白い。
あと坂本龍馬役の俳優もカッコよかった。
きょうはこの辺で