入院生活【2日目】 | ジュンちゃんのひとりごと

ジュンちゃんのひとりごと

その日の気になったもの・出来事なんかを書いていきます

いよいよ手術の日


午前中には歯が折れたりしない様にと歯科へ行き

何故か歯石除去をしてもらった


そして、麻酔科に行くよう言われて待機していると担当の看護師が来て

「奥様と話が終わったらすぐ上がって知らせてください」と言われたので、妻としばらく話して病室に戻り看護師を呼んだ。


看護師「説明どうでした?」


ジュン「え?(; ̄ェ ̄)なんの?」


そうだったのです

麻酔科に行ったのは麻酔医の先生に話を聞いて全身麻酔について了承する手続きが終わってなかったのです。


看護師「私の言い方が悪かったんでしょうね?説明があるので、奥さん呼び戻して頂けますか?」


ジュン「あ、そうだったんですね、すみません。すぐ連絡します」


考えればすぐにわかる様なことを取り違えてしまったジュンちゃん(; ̄ェ ̄)


忙しいタイムスケジュールの中、看護師のイライラはピークに達している様だった。


そんな中

ジュンちゃんにはひとつ気掛かりがあった


それは


手術の前って


チン毛剃るの?

(; ̄ェ ̄)


盲腸の手術といえばチン毛剃るので有名。

麻酔を掛けられた後に剃られるなら良いが

シラフは流石の恥ずかしいな…


モゾモゾしていると

イライラMAXの担当看護師がやってきた


看護師「はい、これから毛を剃りますね」


ジュン「え“ぇ〜〜っ

( ̄▽ ̄;)

急に?ここでですか?」


看護師「そーですけど、なにか?」


ジュン「はぁ、そうですかぁ…じゃあ、お願いします」


そして看護師が手にしていたバリカンで勢いよく


上半分だけ


剃毛されました。


チーーーン( ̄ェ ̄)


皆さんに相談ですが…


この場合、あなたなら生えて来るのを待ちますか?

それとも、剃った部分とバランスが良くなるよう残り全部剃りますか?


皆さんの意見をお待ちしています。


話は逸れましたが

部屋には入れないが待機してくれるという妻に別れを告げ移動ベッドに


それからその日は病院の天井しか見ていない


何のためか分からないけどベッドを2回移動し、手術用っぽいベットに移った。


これからはもう自分の意思ではどうする事も出来ない。


先生にすべてを委ねるしかない


覚悟を決めた


先生から


「今から麻酔掛けますね〜」


そう言われて5秒もしないうちに意識は無くなった



そして2時間後



強い腹痛と同時に目が覚め、気付けば妻が何か話し掛けてきていた。


妻「無事終わったよ。良かった良かった」


先生「悪いとこが広がってなくて、最小範囲の切除ですみました。良かったですね」


そう言われた。

状態は悪かったが、範囲が小さかった事はその後の負担も少なく確かに良い事だった


しかし


ジュンちゃんがその時口にしたのは


「良くないです。すごく痛いです💦」


これには先生も苦笑い


そうこうしていると先生達もいなくなり


担当の看護師だけになった


看護師「今から洗浄をしていきますね」


そう言われてハッと考えると


ちょっと待て


いまオレ、真っ裸で仰向けになってる?

( ̄Д ̄)ハッ


腹筋が痛いので起き上がっての確認は出来ないがきっとそうだ💦


動揺していると、更に動揺させる状況になった


他の看護師が入ってきたのだ


看護師B「今、ちょうど手が空いたから手伝いに来たよ」


(担当)看護師A「ホント?それは助かるなぁ。ちょうど手伝って欲しかったんだよね」


看護師B「そーなんよ。偶然手が空いちゃってさ」


看護師A「ホント偶然だよね」


看護師B「そうそう偶然なんだよね」


看護師A「なかなかこんな偶然って無いよね」


ジュンちゃんは思った


絶対偶然じゃないな(; ̄ェ ̄)


老人ばかりの患者で、結構な歳だが若く見えるジュンちゃんを見て、


「久々に若い男のチ●チ●見れるよ(^ω^)」


「うっそー見に行く見に行くぅ〜」


こんな感じで最初から決まってた感じがプンプン

顔は見えないが、声が今にも笑い出しそうな雰囲気


まあ、今さら抵抗しても仕方ないし

この2人に全てを任せた


何度も言うが、起き上がれないのでどうなっているかは確認できない


「じゃあ、オムツ取りますね〜」


(え?オレオムツしとったんや…)


「尿の管を取りますね〜」


(チンチンに管刺されとったんや…)


「それでは掃除初めまーす」


(掃除???)


ワシワシワシワシ


お!コレは?( ̄▽ ̄;)


気付けばちょっと元気になってきた息子


それに気づいてやめたのかは分からないが

絶妙のタイミングだったことは言うまでもない


おぬし、もしや達人?(; ̄ェ ̄)


それまでニヤニヤしていた看護師だったが

仕事が終わると、何事もなかったかの様に去って行った


アレはなんだったんだろう?


気付くと窓の外は雪が積もっていた。