映画「あん」 | ジュンちゃんのひとりごと

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その日の気になったもの・出来事なんかを書いていきます

昨年から

ず~~~~~~~っ と

DVDになるのを待ってて

先週やっとTUTAYAで


借りることができた

映画「あん」



さっそく見ました!




思い出すだけで




涙がとまらねぇ~~~
( TωT)o ウルウル







あ、ちょっと軽すぎましたかねw


そんな映画ではないですw



とても暖かく


とても切なく


とても心動かされる映画です


ストーリーは単純で、予告編を見ればほぼ内容は分かると思います。

”らい病(ハンセン病)”と呼ばれる感染病患者への差別、偏見をテーマにした話です。

ただ、この映画では、「差別が悪い」、「差別はいけない」
という、ただそれだけの事を描いているのではありません。
もっともっと深いメッセージが込められています。

人間は何のために生まれ、何のために生きているのか?

主人公と老女の繋がりをとおし、映画が語りかけてきます。

素晴らしい映画です。


映画「あん」予告


この映画、とにかく樹木希林の演技が素晴らしいですね。
かわいらしさ、せつなさ、おもしろさ・・・全てが完璧です。
こんな演技は誰にも真似出来ない気がします。
しかし、この演技で日本アカデミー賞の受賞なしとは・・・
審査員は何を見てるんでしょうか?
よほどアホ揃いなのか?
よくある大人の事情なのか?
後者であることを願ってます。

おっと、ちょっと毒が過ぎましたね(反省)

毎日同じような仕事をし、失敗が続くと
自分はこの世に必要では無いのではないか?
と考える事は誰しもあるでしょう

しかし、この映画ではこう教えてくれます


「私たちはこの世を見る為に、聞く為に生まれてきた。

 だとしたら、何かになれなくても、私たちは生きる意味があるの」


らい病患者として、何十年も隔離されてきた老女(樹木希林)の最後の台詞です

僕はこの映画を見て

自分の不遇を嘆くより、いかに生きるかを考えなさい

と言われたような気がします。

この映画は悲しい話ですが

生きていることに感謝する気持ちになりました。

見てない方は是非どうぞ