母が近所の親戚のおばさんからペルシャ猫を5万円で譲り受けた。
白くて可愛い猫に家族は「ペル」と名付けた
僕はペルが大好きで、抱え上げては毎日チューをしていた。
何年か経ちペルも家族の一員として認められ始めた頃
誰かが教室に動物図鑑を持ってきた
このカバは不細工だとか、この鳥はかっこいいとか
たわいもない事を楽しく話している中
世界の猫というページにたどり着いた
僕は友人に「うちにもペルシャ猫がいるんよ」
と我が家のペット「ペル」を自慢した
しかし、ある写真に目が止まった
それはペルシャ猫についての写真だった
そこには、こんな写真が載っていた

僕は、目が点になった
なぜなら我が家にいたペルは

こんな感じの猫だったからだ
その日以来、僕は親戚のおばさんを死んだような目で見るようになった。