波多野亮子物語 ㉕ 『描くことで、見えてきたもの』
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第4章「未来へつなぐ」
第25話「描くことで、見えてきたもの。」
西洋の器を長く見てきた私が、
中国の器を前に、自分で筆を持ってみる。
景徳鎮の絵付け @atelier.piaoxiang を体験してみると、
見るだけでは気づかなかったことが、たくさんありました。
一本の線を引くこと。
色を重ねること。
文様を美しく配置すること。
そして改めて感じたのは、
西洋の器にも、中国の器にも、
そこには人の手によって受け継がれてきた美しさがあるということ。
西洋か、中国か。
どちらか一方ではなく、
その両方に触れてきたからこそ、
今の私に見えるものがある。
料理も、器も、しつらえも。
これまで出会ってきたものが少しずつつながり、
私らしい中国料理の世界が、またひとつ広がっていきました。
次回 第26話
「この味を、未来へ。」
義母から受け継いだ、大切な中国料理。
それを未来へ残すために——。
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