優しい刃(ヤイバ) | 戯言

優しい刃(ヤイバ)

いつからか 気がついたんだ

君の言葉のトゲが ある時は僕を励まし

沈んだ僕を叱咤する 君は否定するけど

君のトゲは僕を守ってくれるんだ

分かった時から 苦手だった君の傍が

どこより居心地がよくて 安全だって思ったんだ

不器用なその優しさが嬉しくて

君の傍にいる僕のに 何度でも

その優しい刃が振ってくる