あの世が天国なら
この世は地獄
とは
良く言ったもので





私たちはこの世を
もがきながら生きてこそ
天国に行けるのだと
思います。







成仏しない魂とは
この世に居る間に
その摂理に
逆らったり
また
良心というものを
最後まで
持てなかった者
こういう悔いや無念が
足枷になって
肉体は無くなったのに
まだ
生き物として
この世に漂っている状態です。










こっちの世界を
私たち
肉体が可視化できる
「現実」として

あっちの世界は
そのような人達で成り立つ
哀しみの世界。 

それらは
こうしている今も
私たち現実の世界と
共存し立派に
成り立っています。










お客様で
あっちの世界に
生活の9割以上
もってかれてしまい
頭が狂っておしまいになられた方が
いらっしゃいました。









なんでそんな事に
なったのかと
鑑定中に辿っていくと
彼女は家の中で起こる
霊障をすべて
焼き払うかの如く
塩だの何だの
完全追放しようと
躍起になっていたんですね。










確かに
あっちの世界は
無念と哀しみで
出来ているのですから
そりゃあ
完全消去してしまいたくなる
そんな気持ちは解りますが
それは例えば
何にもしていない虫たちに
いきなり殺虫剤を撒いていることと
変わらないんです。










除霊除霊と言いますが
共存しながら
私たちはこの世を
よっかかりながら
よっかからせながら
生きています。
だから
少し落ち着いて
まず
その霊魂が
どこから来たのか
何故ここに居るのか
まずはそこから
見つめて行く事が大切です。










そして
しっかりと
鎮めていく。
それが出来るのは
この世に確かに生きている
私たち人間にしか
出来ないわけです。










他人を羨んでばかりの人
人の成功を踏みつけようとする人
人の不幸が気持ちの良い人
あるいは
そうしてきた人などは
もともとの性格が
おかしかったのは
大前提としても
このような
こっちの世界と隣接する
あっちの世界のスター達から
めちゃくちゃオファー来て
いじられている状態。
と、言っても
過言ではありません。








オファーの末
いじられ倒したその先に
待っているのは
まず
起きられない
身体が動かない
など
諸症状がございます。












こういった人物像に
反する形で
心根の優し過ぎるひとも
あっちの世界の
オーディションに自動で受かり
このオファー殺到している人のそばに
出会わされ寄せられて
ペアやグループを作らされ
デビューさせられています。









ここには
書ききれないくらい
あっちの世界と繋がってる人達については
あらゆるパターンがあるのですが

なにはともあれ
一貫して言えることは

この世に生まれて来た限り
どこにも逃げ道はない
ということ。

それが人生です。

その中で
ただ一瞬の喜びや
ただ一瞬の幸福感のために
私たちは
生きる意味を見出すこと。
これが
生まれてきた
そもそもの意味であり
宿命です。








人間の宿命。
そして次には
ひとりひとりの使命。









これに出会い
それを全うすること。









あっちの世界に
翻弄されているような器では
この厳しい人間界を
やっていくことは
出来ません。








共存をしながら
互いに理解を深めながらも
前をむいて
人間を生きる。
亡き魂がなにをどうしようと
人間を見つめ生きること。

これが基本の道です。






あ。
それで
頭の狂ってしまわれた
ご婦人ですがね。

何度言っても
変わらずで
いずれ
どこかへ消えていかれました。








ひとの忠告を聞かない人というのも
また
基本から
逃げてばかりで
オファー殺到しています。
たくさんの黒いものを
背負って。
そのような人は
なんにも上手く行かない。
重いだけ。
その重さが
何なのか知ろうともしない。
つまり
人の忠告を聞かない。









人間を全うしようとしない者に
幸は無し。





というわけです。
厳しいですけども。




難しいんですけどね。
でも
考えようによっては
非常にシンプルなんですけどね。
なかなかこれが、
伝わらないのです。










というお話しでした。








なんでこんな話をしたかと言うと
先日
亡くなったかたがいて
思い出したもので。
自分の忘備録のようなものです。
読んでくださり
有難うございました。








ではまた。