このブログでは、漫画「薬屋のひとりごと」3巻に関しての感想を書いています。

こちらは後編その2です。

前回のブログを未読の方は、「薬屋のひとりごと 3巻 後編その1」をお読みください。

ネタバレ注意です。

 

 

3日間の里帰りはあっという間に終了。

 

緑青館においてきた李白を迎えに行くと、しっかり白鈴に骨抜きにされていました。

出世株の武官も形無しのデレデレ具合。さすがは人気妓女。

これから生かさず殺さず絞り取られるでしょう。

 

そうして後宮に戻ると、なぜか機嫌が悪く、圧をかけてくる壬氏。

その様子を見てわくわくしている玉葉妃とその侍女たち。疲れたような表情の高順。

応接室に来るように言われ、向かうと壬氏と二人きり。なんだなんだ?といぶかしむマオマオ。

「なんだか今日は圧が… 気のせいだろうか 気のせいにしたい 気のせいにしよう」

そんな心境になっちゃうマオマオ。(笑)

 

応接室に呼び出されたものの、壬氏はなかなか要件を言おうとしません。

無言の時間が広がります。

何が何だか分からないマオマオにようやく絞り出した壬氏の言葉は…。

 

いやぁ~もうね、壬氏かわいい!!

嫉妬じゃんこれもう!嫉妬でしょ?!

マオマオを連れて行った李白がどんな男なのか知りたいのよね!!

マオマオにとって、どんな存在なのか気になるのよね!!

聞きたいけど聞きたくないのよね!!

やっとの思いで「どういう男なんだ?」って聞いたのに、マオマオの答えは

 

「身元引受人です」。

 

ちっが~~~~う!!

そういう事じゃなくて!!

イライラしている壬氏は完全にヤキモチ男子!!(笑)

これはもうさ、マオマオのこと、ただのお気に入りのオモチャ以上に思ってるよね?

好きじゃん絶対!!きゃーきゃー!!

 

そんな壬氏と対照的に、鈍感で全く分かってないマオマオ。

李白へ、身元引受の対価として「一夜の夢」を払ったと壬氏に伝えます。

瞬間、握りしめたコップにヒビを入れる壬氏。脳内ではマオマオと李白のあは~んうふ~んな映像が。

追い打ちをかけるように「大変ご満足いただけた」「頑張ったかいがあります」なんて言っちゃうマオマオ。

 

これは…このやりとりは…玉葉妃じゃなくても、その場にいたら笑い転げちゃうよ。

 

ようやく、ようやく玉葉妃から詳細を聞けた壬氏。

良かったネ。一安心かな?(笑)

 

きっと、みんなのリアクションから察するに

 

簪をもらった相手と里帰りする=その相手とは恋仲

 

ってことなんだろうけど、マオマオはそんな意味とはつゆ知らず、ただ身元を保証してもらえるとだけ考えていたんだもんね。

振り回された壬氏は可哀想だったけど、それがマオマオだもの。

とりあえずはこれにて一件落着。

 

…と、ここで終わらず新たな事件のにおいが。

さすがは事件を呼ぶ女・マオマオ。

というか、後宮という場所のせいか?色んな事件が起こります。

 

壬氏の小さいころにお世話になった武人が亡くなってしまったそうです。

原因は酒の飲みすぎか、と言われていましたが、どうやらそうではなかった様子。

マオマオの推理で原因はあっさりと分かりました。

 

あっさりと分かったけれど…

 

続きは「薬屋のひとりごと 4巻 前編」で!

 

気になった方は、漫画「薬屋のひとりごと」ぜひ読んでくださいね!