知らない番号からの着信 | RiO

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夜空のきれいさは、ちょうどこんな感じ。
乗りやすいGTRにこだわって、設備や認可のために山奥に移転しました。戸惑いもありましたが、今ではすっかりこの環境に馴染んでいます。耐雪梅花麗。日々勉強。
地下水でいれたコーヒーを是非飲んでみてください。

知らない番号からの着信は日常的で、

GTR関係のお問い合わせなどで、

初めてのお客様との会話が弾む事も多いのですが、

その中で、こちらが名乗っても数秒返答が無く、

しかし、

先方の受話器の向こう側のざわつき音は聞こえる事から、

無言でこちらの返答を聞いているのが分かる状態のまま

数秒後に相手側が話し始める内容の多くは勧誘です。

 

失礼だなぁ・・・と思いながらも

なぜ、しばらく間を置くのか気になりました。

ペースを有利にするためなのか、

単なるクセなのか、

いろいろ考えて思い至ったのは、

勧誘電話の仕事に疲れて

相手の声を聞いて、

心構えと言葉選びを行った後に

会話をスタートする決心のための準備時間の「間」かも知れません。

 

以前、

ある商品をネットでポチッとした際、

届いた商品に同梱されていた書類には

連続的な購入の契約であり、

翌月からの数倍の支払いの義務について書かれていました。

「あなたは同意にクリックした」と記載され

ヤラレマシタ・・・・、と思いました。

確かに、全文読まずに手続きしたのは自分ですが、

確信犯的な合法手続きだなぁ・・・とほぼあきらめ状態です。

一応、そこに書かれた電話番号に連絡すると

応対に出た女性はマニュアルを読むような対応で

たぶん、同様の内容の会話の連続なのでしょう。

「こう言われたら、こう答える」

応酬話法の一連の文章があるのでしょう。

大きな声を出しても仕方なく、

録音されていれば「恫喝」などに問われ、

立場が反転する可能性もありますが、

機械的に対応される口調の連続に

そのまま納得させられるのも悔しくなり、

「このお仕事、好きで選んでやっていますか?」と

つい言ってしまいました。

オペレーターの女性

声の感じから年齢は少し上かと思われますが無言になり、

これ以上の会話を続けても無意味であると予想され、

「お疲れ様です。最低限の範囲で支払って終わりします。」

それを最後の言葉にしました。

 

世の中の多くの人が希望とは違う環境や報酬で働き、

生活や支える何かのために我慢しているわけで、

今回のケースで誰が悪いのかについて考えると

安易にクリックした自分と

やらかしそうな相手から金銭を得ようとするシステムを作り

仕事の選択が難しい雇用者に電話の対応をさせる経営者かな・・と、

そこに至りました。

 

「初回お試し1,000円」のような広告にはご注意を!

小さな文字で2回目以降の高額で継続的な契約内容が

付随している可能性があります。

 

たくさんの良いお客さんに恵まれ

自分の好きな仕事ができている自分のラッキーに

本当に感謝ですね。

 

 

 

 

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