お笑いの「陰と陽」
ご訪問ありがとうございます。
今日はタイムリーだなと思ったことをお話します。
今日、青芝フック師の講演会の記録を読んだんですけど、
お笑いの考え方が書かれてありました。
青芝フック師は「漫画トリオ」というお笑いトリオの一人で、
横山ノック氏や上岡龍太郎氏と組んでいたお笑い芸人の方です。
で、お笑いについて解説していたんですけど、
「笑いの本質は「緊張と緩和」だといわれていますが
緊張がはじけた瞬間に笑いが起きるのです。」
「笑わせ方で非常に重要なのは「陰と陽」の考え方です。」
なんだそうです。
うわ、昨日そんなことを書いたところで、
なんてタイミングのいい話なのかしら!と思いました。
いわゆるボケが陽で、ツッコミが陰だそうです。
ボケとツッコミの、外し方の大きさのバランスを取ることで、
「緊張と緩和」が生まれ、大きな笑いが生み出されるのだそうです。
どちらかが大き過ぎても、小さ過ぎても、面白さを感じなくなるそうです。
・・・しかし、芸事というのは、何でも通じるものがあるのかな~と感心してしまいました。
ベテランお笑い芸人さんは、お笑いのネタをそうやって分析して構成して
舞台に立っているんですね~。
人間の感情を揺さぶるということに関して、「陰と陽」の振れ幅というのは、
大きなファクターなんでしょうね。
絵で言うと明暗とか色相とか主題かな。
「陰と陽」は様々な状況の中で見られますが、
お笑いの舞台もそうなんだな、と思いました。
お笑いは全く見る側で、ただ楽しませてもらってますが、
やっぱり芸事、普遍的な法則みたいなものが、根底に流れているんだなと思いました。
それにしてもちょっと今日は、あまりにタイミングが良かったんで、驚いてしまいました。