私の絵のテーマ | 油絵を描いています、けどマンガも始めました

私の絵のテーマ

ご訪問いただきまして、ありがとうございます。


長かった本の感想が終わり、あと2~3回で、私の自己紹介も終了する予定です。


最後に、私の絵のテーマを書いておこうと思います。


その後は絵を描いたりしようと思っているので、少し不定期の更新になると思います。


そして、その時々に気づいたことや思ったこと、考えたことを書いたりしようかなと思っています。


また、その時はご感想などをいただきたいです。




さて、私の絵のテーマです。


一番大きいのが、「幸せを感じてもらう絵を描くこと」です。



油絵の中で、日本で超人気、超有名なのは、


「ルノアールとゴッホ」だと思いますが、


今までお付き合い下さったら、私がどちらを好きかっていうのは言わずもがなと思いますが、



ルノアールです。



でも、私はあまりルノアールの絵は好きって訳ではありません。


でも、ルノアールは私の心の師匠です。


彼は生涯“幸せの絵”を描きました。


ルノアールを“すごい”って思ったのは、社会人になってからです。


しかも、わりと最近です。


自分で働くようになってみて、自分で何かを提供する側になって、


色々試行錯誤していく内に、


初めて“幸せ感のイメージ”の重要性を知ったように思います。


意外と人間って、常に“幸せ感”を意識していないと、“辛い感”が勝っちゃうんだな。


って思ってから、ルノアールのすごさを感じました。




「人を幸せにすること」




これが、豊かな社会を築く上での欠かせない要素だと思います。


これがなければ、人は、社会は貧相になっていくと思います。


みんな、「まあ、私の影響力なんてそんなにないから・・・」と思ったりするかもしれませんが、


結構意外と、影響します。


一人が豊かなイメージを持つだけで、かなり豊かな世界が出現すると思います。


なぜか。


それは、みんなどこかで、つながっているから。




特にアーティストの意識は重大だと思います。


アーティストは何かしら発表するのが常なので、それが周囲に大きく影響します。


ルノワールはそれを芯から意識していたように思います。


“次世代の明るい未来は、私の描くものに掛っている”と。


でも、他の画家の人で、そこを意識している人は少なかったと思います。


だから、ルノアールは偉大だなと思っています。




片や、ゴッホ。


なぜゴッホの絵が売れるのか?


これは、「マイ・ロンサム・カウボーイ」が売れるのと同じくらい謎です。


おそらく「パワー」だと思います。


「パワー」には魅力がありますものね。


そしてゴッホは、人々の余裕のある、豊かな時代のものかもしれません。


ゴッホに高値がついたのは、日本ではバブル経済の最高潮の時でした。




でもね・・・ゴッホによって、「画家は売れなくて苦労する職業だ」と思われるようになったような気がします。


私が学生時代、ゴッホの生涯を映画化したビデオを見たのですが、


「悲惨だな~・・・」と怖くなりました。


ルノアールとは真逆な感じです・・・。




私は、絵を世の中に出現させていく時、


人を幸せにしなければ意味ないと思っているんです。


(あっでも、ゴッホで幸せ感を感じる方には申し訳ないです・・・。あくまで、私の主観なんで・・・。)



色々な価値観がある世の中ですので、様々なものの見方がある方が脳の刺激になっていいかっていう部分もないわけではないですけど、




とりあえず、私はこの「幸せ感」を最重要テーマにおいています。






にほんブログ村 美術ブログへ

にほんブログ村