りおん工房店長代理のももです。
ももは、とっても性格の悪いアメショです。
よろしくお願いします。
とあるお店の外の狭い通路でのお話です。
そこには小さな外用の水道がありました。
そのすぐ横には、あまり手入れされていないシソの植木鉢が二つ並んでいます。
水道の蛇口をよぉく見ますと、そこには、何やら光った糸が付いております。
でもこんなところに糸を付けてもすぐ人間に壊されちゃいますよ。
ほら、やっぱり人間がやって来ましたよ。
蛇口をひねって水を出すみたいです。
あらら?
人間は、蛇口を親指と人差し指でつまんで、ゆっくり回しています。
あぁよかった
どうやら、蜘蛛さんの巣は、無事みたいです。
蜘蛛さん、冷や汗をぬぐっています。
さて、その隣にあるシソの植木鉢をよく見てみますと
なんと、ショウリョウバッタさんたちが、住んでいますね。
本来ならば、こんなところに住むことはないショウリョウバッタさんたちですが、
植木鉢の土から生まれたようです。
外の世界を見てみたら、そこは小さな植木鉢。
食べるものは、このシソしかありません。
そのシソもそろそろ葉っぱが少なくなってきましたよ。
あれれ?
さっきの人間が、キャベツの葉っぱを置きました。
人間の声が聞こえてきましたよ。
「春ちゃん、シソだけ食べて生きていけるかしら?
どこかの野原に連れて行ってあげたほうが良いんじゃない?」
「そうだねぇ・・・でも、除草剤とか使って雑草を枯らす野原じゃだめだし。
ここには今のところ天敵のカマキリはいないようだし、隣の蜘蛛さんとも、うまく住み分けしているから、しばらく様子をみよう。引っ越し場所はよく考えて探そう」
ショウリョウバッタさんは、たぶん11月ころまでこの世界にいるそうなので、それまで無事に生きられますように。
とりあえず、いろんなところで、いろんな生き物が一生懸命生きています。
あ、セミさんが鳴き始めました。
今日も暑くなりそうですね。
皆さま、ご自愛ください。
りおん工房店長代理のももです。
ももは、とっても性格の悪いアメショです。
よろしくお願いします。