相手から共感や反応を得るため、うまく伝えるために、僕が意識していることを話します。


話の構成には起承転結の4ステップがある。





はじめに、ステップ1の「起」から話していきます。



①「起」空気作り



いきなり本題に入って、相手がポカーンってなってることってないですか?




話を聞いているうちに、「あーそういう話ね」ってなることありますよね?



人は、間違った反応をしたくないから、相手がどんな話がしたいのかがわかるまでは、反応しずらいんです。



だから、


前振りをして、聞く側に「どんな話を今からしようとしているか」の方向性をまずは認識させる。



これがとても大切です。



そのためにまずやることは

具体的なワードを出して、それについての相手側の知識量を確認する事です。


理由としては、知らなかった場合、そもそも話しても伝わらないからです。


そして知らなかったら、それについての補足説明をする必要があります。


○○って聞いたことありますか?」

○○さんって知ってます?」などなど


さらに具体的な感情が伝わるワードを出して、相手に心構えをさせる。


「こんな事ってあるんやなーって思った話」

「怖って思った話」

「残念なお話なんですが」などなど


この一連の空気作りを意外とやってない。


話をうまく伝える為に、まずこの準備運動をしっかりする。


そして自分が話したい内容によって、場の空気を温めたり、冷やしたりするんですね。


話が上手だなと思う、ほとんどの芸人さん達もまずはこの空気作りを大切にしてます。


【ポイントまとめ】


・話の方向性を相手に認識させる。

・具体的なワードを出して、それについての相手側の知識量を確認する。

・具体的な感情が伝わるワードを出して、相手に心構えをさせる。



次はステップ2「承」について話していきますね。

前回のおさらい。



話を要約。

『あるところに三匹のこぶたが暮らしていた。

ある時、母親にそれぞれ一人で暮らすように進められる。

一番上の怠け者のぶたは、一番早くワラの家を建てた。

二番目のめんどくさがりのぶたは二番目に早く、木の家を建てた。

三番目の臆病者のぶたは一番遅くれて、レンガの家を建てた。

その後オオカミに襲われて、三番目のぶただけが助かったとさ。

おしまい。』


そんで、目標が大切ですよねって話でした。


今回はその続き。


目的が達成されても、(ここでは家が早く作れても)オオカミに食べられたら意味がないよね。


だから目標を決める時に、(なんの為に家を作るのか?)をちゃんと考えなさいよって事だよね。


そして、今回の大事なポイントは、


「その人が持つ内面的な傾向が選択に影響をあたえてしまう」


という事。


1番上のぶたは怠け者。


2番目のぶたはめんどくさがり。


3番目のぶたは臆病。


この内面的な特徴が、無意識に(どんな家を作るか)それぞれの目標を選択させているという事です。


ここまでくると、この三匹のこぶたって話はちょっと子供向けじゃないよね。笑


つまり、どんな家を作ってもいいはずなのに、内面的な特徴によって選択肢に制限がかかってるということ。


だから自分の内面的な特徴や傾向に目を向けないかぎり、いつまでたっても同じ事を選ぶわけだよね。


マインドセットが大事ってたくさんの本に書いてるけど、誰でも知ってる童話にも同じ事が隠されてたんやね。










まずは三匹のこぶたをギュッと要約すると



『あるところに三匹のこぶたが暮らしていた。

ある時、母親にそれぞれ一人で暮らすように進められる。

一番上の怠け者のぶたは、一番早くワラの家を建てた。

二番目のめんどくさがりのぶたは二番目に早く、木の家を建てた。

三番目の臆病者のぶたは一番遅くれて、レンガの家を建てた。

その後オオカミに襲われて、三番目のぶただけが助かったとさ。

おしまい。』


この誰でも知ってる童話からは、目標の大切さを学ぶ事が出来る。


それぞれ「家を作る」というゴールは同じだった。


にも関わらず、それぞれの結果には違いがあった。


これは、プロセス(原因)は選べても選んだプロセス(原因)の結果は選べない事を教えてくれている。


成果を出す事はとても大切。


だけど、選んだ成果がわらの家になってないか考える必要がある。