國行志保です。
ただいま、ロンドン在住中。
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ここ最近は、最後のイギリス生活を悔いのないよう送ろうと、みなさんの力を借りて駆け足で方々を巡っています。
、、、が、連日対面レッスン。
久しぶり過ぎて準備に時間がかかり、なかなか記事があげられていません
今週の3日分の買い出し。
総重量は100kgくらいのイメージ
久しぶりの周りの気の毒そうな視線も、何だか懐かしかったりして(笑)
初めてイギリスで生活をするみなさんに、ちょっと苦手意識をもたれがちな英国のお野菜を、おいしく食べるヒントを満載にお届けしています。
ラストレッスンも含め、1つ1つがイギリスの大切な想い出なので、みなさんとの日々を丁寧に想い返しながら書き綴っていこうと思います。
まずは、先週末のプチ旅行レポ。(遅!)
街全体が世界遺産に登録され、イギリス国内で唯一温泉があることで知られるBath(バース)に行ってきました。
ずーっと行きたかったのだけれど、ロックダウンやタイミングが合わなかったりして、なかなか行けずにいた憧れの地。
ロンドンのパディントン駅より列車でわずか1時間30分ほどの距離にあります。
バースはロンドンに次いで訪問者の多い英国の観光地。
これから向かう観光客で駅もワクワクと賑わっていました。
バースに到着してまず訪問したのが、The Roman Baths(ローマン・バス)。
紀元前よりこの地に温泉が湧き出ていたことから、ゲルマン語でお風呂を意味する「Bath」と呼ばれるようになったというこの地に、2千年以上も昔にローマ人たちの手によって築かれたスパのようなものです。
鉄道が遅れたので、予約時間に滑り込みセーフ
オーディオガイドが充実しているので、館内を巡る際は日本語のガイドを聞きながら展示を見ることができます。
ローマン・バス博物館の展示は趣向が凝らされていて、言葉だけでは伝わりにくい歴史上の出来事や当時の雰囲気が、動画によってリアルに再現されています。
大浴場跡(グレート・バス)は、やはり圧巻でした。
周囲には歴代のローマ皇帝やブリタニア総督像が立ち並んでいて、幻想的な雰囲気。
温水プールやサウナ
マッサージルームなどもあったなんて、お風呂好きの日本人としては何だか親近感がわきませんか?
崇拝されていた女神スリス・ミネルバ(Sulis Minerva)。
祈りを捧げていたメッセージなどもたくさん発見されていて
ローマンバスはローマ人にとっては憩いや社交の場であるだけでなく、神聖な祈りの場でもあったのだなあと
当時の様子を想像しながらのバス見学は感慨深いものがありました。
そして、隣接しているバースのシンボル的な建物バース大聖堂(Bath Abbey)へ。
バース大聖堂は、統一イングランド王のエドガー王が、この場所で王としての冠を授かったイギリスの歴史においても重要な場所なのだそう。
壁の80パーセントがステンドグラスに覆われているというこの教会は、「西部の灯火」と称えられるほどだとか。
そして、この教会の美しさを際立たせているのは、天井一面を覆う扇形のアーチ。
床から垂直に延びた柱の先にある扇を広げたようなその姿は、気品あふれる美しさでした。
そして、エイヴォン川に架かるエレガントな橋パルトニー橋(pulteney bridge)。
カフェやパン屋さん、セレクトショップなど約10店舗が立ち並んでいる楽しいスポット。
映画「レ・ミゼラブル」のロケ地にもなったというこの橋は、なんと言ってもフォトジェニック
美しすぎて、シャッターを切る手が止まりませんでした。
その後、世界遺産の街の三日月型建築ロイヤル・クレッセントへ。
ロイヤル・クレッセント(Royal Crecent)は、バースにいくつかあるCrescent(三日月)の形をした建築物の中で最も有名な建物。
現在でもホテルや住居として利用されています。
建物内にはミュージアムも併設されているそうですが、この広大な広場を通り過ぎただけ。
だって今回の最大の目的は、大好きなお友達ご夫妻に会うことだったから。
どこをどう切り取ってみても美しいバースの街を満喫した後に向かったお宅は、もうそれはそれはすばらしくて
目がハートになるなんてもんじゃないほど、ステキだったのです。
長くなりましたし、それはお次の記事で
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
今日も明日も、みなさんの1日がおいしい笑顔でいっぱいになりますように