12/24あたりから調子が悪くて、青色吐息で年末年始を過ごしました。
 今年の目標、「低空飛行、だけど、元気」。
 皆様も健康には気をつけて。


 昨年は、非常に細々とした活動で申し訳ありません。
 今年も負けず劣らず細々と活動していくと思われます(笑)。
 ホントにうちのサイトって細く長く、ソバのように活動してますね。(打ち手が悪いのか、時々ぶっ千切れるのが難点)


 毎年、年初は年間ベストを選んでいるのですけれど……困った。
 2005年、読了本が結構少ないんですね。
 2006年もそれほどバリバリとは読めないと思います。でも、考えてみれば、活字中毒の私が読書と同じかそれ以上にしたいことがあるというのは幸せなこと。


 超マイペース更新ですみません(笑)。
 よろしければ、お暇な時にでもお越しくださると嬉しいです。
 今年もよろしくお願いします。

 想像力を色々な方面にそそられる2文字ですが(笑)、略奪美術品の略奪です。
 第2次世界大戦時、ナチスドイツが自国のユダヤ人や占領下のフランス人などから数々の美術品を名目ばかりの買い上げ、その実は略奪しました。
 この略奪美術品については、ノンフィクションの優れたルポルタージュも数々発表されています。
 そして、スケルトン探偵のシリーズで有名なエルキンスも、自作の中で何度か取り上げています。
 今回の本は、美術探偵クリス・ノーグレンのシリーズとは別の主人公が活躍する1冊、『略奪』(アーロン・エルキンス、笹野 洋子訳/講談社文庫)。

 この本を読んで思ったのは、日本は島国でヨーロッパは大陸だということ。
 日本に住んでいると、いいものも悪いものも海を越えないと入ってこないのに、地続きのヨーロッパはいいものも悪いものもすぐ隣にあるのだなあ、と、思いました。
 この物語では、第2次世界大戦の時の記憶を持つ登場人物から、その物語が語られます。
 日本の「おじいちゃんの戦争の話」とは、少し違った風情があるのは、たぶん、このお隣感覚の違いでしょう。
 虐げた側と、虐げられた側は、昨日までお隣で、戦争が終わったら、またお隣で。

「なぜ、ここに住めるのです」

 戦争中、つらい思いをした人に主人公がたずねます。
 西洋的な考えでは、「何もしないこと」は罪です。
 助けることによって自分や家族が危うくなるような状況だった――。戦時下には、そんな場面がいくつもあったことでしょう。理解できても、誰も助けてくれなかったという過去は、人を深く傷つけます。
 人間は敵から攻撃される倍も、味方(だと思っている人)に攻撃された時のショックが大きいのかもしれません。

 最初、「何もしていない人」だった主人公は、略奪美術品を巡って色々な人出会い、「何かをしようとする人」に変わっていきます。
 この物語は美術サスペンスでありながら、再生の物語でもあります。

1.回してくれた方に対しての印象をどうぞ


思い返してみれば、大宮レンズさんとは夏にはじめて会って、しかーも、3回しか会ってないわけですが……そんな気がしません。
ソウルフレンドと呼んでいいかい?(笑)


2.周りから見た自分はどんな子だと思われていますか?5つを述べてください


人からどんな風に見られるか、って、あまり気にしたことがないのでわかりません。
……うー、つまんない答えでごめんよう。
そうだ、飲めそうに見えるらしいですよ。
初対面の方との宴席で
「ウーロン茶で」
というと、
「ええっ!?」
と、驚かれます。


3.自分の好きな人間性について5つ述べてください


ありきたりですが「前向き」で「面白」くて「元気」で「優しく」って少し「ばか」。
最後のは難しいけど、まあニュアンスでわかってください。
ばかみたいに○○が好き、っていうのでいいの。


4.では反対に嫌いなタイプは?


なるべく人は嫌わないうようにしてますので、はっきり決めてません。
直感でダメな人はダメかもしれない。
そして、色々なところに向こうみずに出かける私が無事なのは、この野生のカンのおかげかもしれない。


5.自分がこうなりたいと思う理想像とかありますか?


あります。


6.自分の事を慕ってくれる人に叫んでください


そんな人はいないと思う(笑)。
好いてくれる、面白がってくれる……より、強い言葉だな、「慕ってくれる」。


7.そんな大好きな人にバトンタッチ15名!(印象つき)


えー、大好きな方はたくさんいますが、なんだかもう大体の知り合いには回っちゃってますね、これ(笑)。
そうじゃなさそうな方面は、今、オフで大忙しだし。
ここに置いておきますので、気が向いた方は拾ってください。

 『シャングリラ病原体』(ブライアン・フリーマントル、松本剛史訳/新潮文庫)読了しました。
 前半にくらべて、後半、キビキビ行ってます。
 ただし、やっぱり、各国政治家の腹のさぐりあい事情が大きくさかれていますので、
「わしは空想科学サスペンスが読みたいんじゃーーーーっ!!」
という方には向かないと思います。


 私はフリーマントルは初めて読みましたが、この本で海外にもやっぱり「腹芸」というものがあることを実感しましたよ。
 政治みたいに色々なものが絡んだパワーゲームは、どこの国でも似たようなものなのでしょうか。


 さて、後半、世界を恐怖におとしいれた"シャングリラ病原体"の正体が明らかになります。

 この病原体の名前は、作中のアメリカ大統領が考えたという設定です。側近は「シュミ悪……」と、思いながらも追従する……あたり、日本的な匂いを感じます。(シャングリラは人が年をとらない楽園の名前)
 原題は"ICE AGE"(氷河期)。
 AGEあたりをエイジング(加齢)とひっかけているのかなあ。英語が堪能でないので、あんまりよくわかりません。でも、確かに『シャングリラ病原体』の方が引きがありますね。原題のままだったら読まなかったかもしれません。

 今年の冬は、鳥インフルエンザの大流行が予想されています。
 怖いものはいくつもあるけれど、やっぱり、世界的な伝染病の蔓延ほど恐ろしいものはありません。SARSの時の狂騒ぶりを考えると、特に。
 せめて暗い事件の多い今日この頃、大量の死者が出るような病気が流行りませんように。

 マトリックスシリーズを会社の人から借りたので。
 レボリューションまで見終わったら、なんだかリローデットの記憶がうっすらしらしているよ……。おかしい。映像は大迫力だったのに。

 そんなわけで、オボロげな記憶で書きます。
 印象に残っているもの。
 ・白塗りツインズ
 ・スミスのハゲ
 ・モニカ・ベルッチの色気

 ……えっと……。
 おかしい。映像は大迫力だったのに(笑)。
 『マトリックス・リローデッド』は見てる時は面白いのだけれど、見事なまでに胸に何も残らない映画でした。でも、見てる間が面白いというのは映画としての本分を全うしてるわけだから、文句ありません。(だいたい、今回、お金払って見てないし)
 もしかして、 ジェット・リーがセラフで出てくれてれば、ちょっと違ったのかしら。

 退職金の制度が変わるそうで、会社で説明会がありました。
 詳しい説明は1時間半かかるので(説明会が1時間半だった)ぶっ飛ばしますが、新制度では退職金の内20%が確定拠出金(DC)というものとなるそうです。


「来年、みずほ銀行に皆さんそれぞれの口座を作って振り込みます」


 えっ!? 退職金、今、もらえちゃうの!?


「DCは皆さんご自身で運用していただきます。商品は毎日変更可能、変更もインターネットから簡単にできます」


 はい?


「ご自分の才覚で、もらえる金額が増えたり、もしくはすっちゃったりするので、がんばってください」


 えー、つまり、会社は個人個人が儲ける予定額を差し引いた金額を口座に入れてあげるから、予定額まで自分でがんばって儲けなさいね、ということですね。
 ちなみに、特殊口座なので、自分の口座ではありますが退職時までは引き出しはできません。
 どうせすぐ手に入るわけでないなら、人生バクチだ! ハイリスクハイリターンの外国株にでもしてみようか。(ウン十年後に「ばかばか、過去の私のバカ!」と、いいそうな予感がもりもりです)

 TVで見ました。『アンブレイカブル』。
 わわわわ、面白いではないの!
 公開の時の低評価も、見れば納得です。この映画、オタクじゃないと本当の面白さは実感できない気がします。
 『シックス・センス』は、ものすごくシナリオがうまかったので、普通に一般の人が面白く見られる作品でした。そういう前提で見に行ったら、そりゃツラいでしょう。例えてみれば、釣りバカを見に行ったのに、スクリーンで上映されたのは『X-MEN』だった……てなもんだもんねえ。


 この映画は、アメコミを、少なくともヒーローものの構造を知らないと楽しめない物語です。
 公開当時の宣伝には、チラリともアメコミに触れたものはなかったような気がしますが……ダメだよ~。アメコミを知らずして、作品の真髄は楽しめないんだから。(細かく知ってる必要はありません。私もそんなに詳しくないし)
 映画会社があさっての方向で宣伝してくれた結果、私は結構まっさらな状態でこの映画を楽しめました。


 そして、ラストで知った、ヒーローの構造についての衝撃の事実。


 まったく、日本じゃウケないだろうなあ、この映画!(笑)
 微笑みながら、心の中では傑作のハンコを押してみました。


 しかし、冒頭のコミック(アメリカ映画なので、この場合、アメコミ)についてのナレーション。
 コレクターは平均して3223冊の本を持っているそうな。アメコミの薄さだから3223冊でもいいんだよね、と、ちょっと遠い目になりました(笑)。

 うわー、面白いです。『 花子と寓話のテラー File;1』(えすのサカエ/角川コミックス・エース )。


 私立探偵・亜想大介は、二つ名を持つ。その名も、寓話探偵。


 ホラーとかキライなくせに、「都市伝説」と「寓話探偵」という切り口が面白くてペロっと読んでしまいました。
 都市伝説ってたぶんに強迫観念だと思うのですが、その強迫観念をうまく料理しています。たとえば、格子のタイルを黒だけ踏んであちらに行くなんていう遊び。それが過ぎると寓話と遊んでいることになるのかもしれません。
 亜想大介は二つの寓話に憑かれています。ひとつが「しゃっくりを100回すると死んでしまう」、もうひとつは「花子」。
 ありがちな名前に騙されて何気なくタイトルを読んでしまうと、ここでも仕掛けがあったことに驚きます。その名前は日本で一番有名な花子、トイレの花子さんなのですから。
 
 口裂け女や人面魚など、おどろおどろしいネタながらも、最後に記憶に残るのは胸の痛みだったりもします。そういう物語たちです。

「ついにふたりが結婚?!」
 レイク・エデンも今は夏。暑さとダイエットに苦しみながらも毎日クッキー作りに忙しいハンナのもとへ、ノーマンからびっくりニュースが届いた。なんとエデン湖畔にある古い屋敷を土地ごと買い取り、ハンナと設計した「夢の家」を実際に建てるつもりだと言う。
 盛り上がる周囲をよそに、ノーマンとハンナがその家の片付けに行くと、キッチンにはハンナご自慢のレモンメレンゲ・パイの食べ残しがあり、地下室には元所有者の死体が。
 今回も盛りだくさんなお菓子探偵ハンナ・シリーズ第四弾!


 最近、唯一読んでいるコージー・ミステリのシリーズの4作目。
『レモンメレンゲ・パイが隠している』(ジョアン フルーク、上条 ひろみ訳/ヴィレッジブックス)。
 何がいいのかと考えてみたら、アメリカの小さな町のたたずまいが気に入ってるみたいです。
 架空の町レイク・エデンを舞台にクッキー・ショップを経営するハンナが主人公。ハンナの口やかましい母親や、妹のアンドリア、その娘で姪っ子のトレイシーなど、巻が進むにつれてどんどん愛着がわいてきてしまうのが読んでしまう秘密かも。
 住民全体がハッピーなわけではなくて、気のつく働き者のの共同経営者リサのお父さんはアルツハイマーを患っていたり、知的障害者の男の人がいたり、少しビターな部分もあります。ただ、そうした人にも小さな町ならではの、優しいまなざしが注がれています。


 この本、実は途中で犯人はなんとなーく予想がついてしまうわけですが、それでも、人間関係の機微で、最後まで楽しく読んでしまいました。
 次もたぶん、読む(笑)。
 ふと気がつきましたが、秋の夜長にコージーミステリはぴったりですね。
 ぬくぬくと暖かい部屋の中で、読むのは、ちょっと浮世離れしていた方が似合う気がします。

 すごく面白かったです。『暴れん坊本屋さん(1)』(久世番子/Un poco essay comics)。
 本好きにとっての本屋は、ディズニーマニアにとってのディズニーリゾートみたいなところなので、裏話もいちいち面白いです。


 私も学生時代、本屋でバイトをしていたことがありました。
 時給から言えば洋服屋とかの方が断然いいのですけれど、それでも本屋で働くのは、新刊を誰よりも早くゲットできるのと(笑)、店員割引があったから。
 そんな我が身を振り返ると、やっぱり同じようなことが書いてあってにっこりでした。

 たとえば梢さんとか(名指し)、書店関係者も楽しめる内容なんじゃないでしょうか>


 あと、激しい口絵のある小説にカバーをかけてもらう時の対策とか、すごく参考になりました。(買うのか?)
 そんな妙なトリビアも満載です。