なんかね・・・最近わたしの中のオジサンが日に日に力を増しているみたいで・・・;

これはいかんってね、女子力ワードみたいなやつ調べたら・・・


「ココナッツオイルでりんごを焼くの」ってあって・・・


33歳ニューハーフなわたしってば、これだ!!って意味もない自信発揮しちゃって

何としてでもこのワードを言いたいと思った。


そう、親の仇のように言いたい

鬼の首でも取ったかのように言いたい

ありおりはべり いまそかりって感じで言いたい



ということで女子力を、これでインフルエンザの如し猛威を奮わせたい!って願ったんだけど







やだ、私ったらこれ言うシュチュエーションがない。





そうよね、そもそもこんなことオカマの店で言えない・・・。

むしろ何て聞かれたらこれ言ってもいいんだろ?

振り返ってみると。。。


毎日、お酒をへどろのように呑んでいる。

記憶は脳の片隅でへたばっている。

そもそもこのワードに女子力とかを求めている時点でお察し。


うん・・・まずはこれが言えるように実際これやってみよう!!




家をくまなく探しても、ゴマ油とサラダ油しか居なかった。

そして肝心のりんごさえない・・・・。



まず、ここからだね・・・・・。



悔しいので冷や飯をよそい一人食む夜・・・・・。麻生りおか・・・・撃沈。






いつか本気だす!!





 

 その日は空がどんよりしていて、わたしは足早に空港を駆け抜けていた。

迎えに来てくれた姉の目は赤く腫れていて、1週間前にもわたし同じようなこの光景。

でも今回はひとつだけ違った。


そう、11月29日 午前11時11分、父が他界した。


初めて身内を亡くしたとき、通夜や葬式など以外と知らないことばかりで

涙を流すタイミングさえ失って本当にバタバタする。


私が父がもうこの世にはいないと実感したのは、出棺の時。

身体を触ったときに、

ああ、人間の身体ってほんとうに魂の器なんだと思った瞬間。でも涙はそのときは流れなかった。


霊柩車に乗って火葬場に向かうとき、あんなにどんよりしていた雲間から光が差した。

まるで父がその光に吸い込まれていくような感覚さえ覚えた。

そして、2人でよくわたしが免許を取ったときに練習した農道を通り抜けるとき、

見慣れた光景だがもう父は見ることが出来ないと思い、遺影をずっと窓に向けて火葬場まで走った。



父を火葬するとき、色んな出来事や思いが浮かんだ。

わたしがカミングアウトしたとき、動揺する素振りも見せず、それどころか泰然としていた父の顔。

ごめんなさいのほうが、圧倒的に多い生き方をしていた私なのに、あふれてくる言葉は

ありがとうしか無かった事。

わたしを身内の恥にしなかった父。

橋の下の捨て子同然だった私を救い上げてくれた父。



涙がとまらなかった。



そして1時間半ほど経った。



遺骨を壷に箸で収める作業。かかとの部分から頭に向かって収めていく。

最後はのど仏を入れて終わりなのだが、父のそれが仏様が手を合わせてまるで微笑んでいるような

なんともいえない不思議な形だった。



その壷を母が持って最後は父が帰りたがっている家へ向かう。

火葬場を出たとき、雲間も泣いていた空も明け、虹が二重になってかかっていた。




ひと月経って、ようやく落ち着いたので四十九日が来る前に父への想いを書かせてもらいました。


亡くなる1週間前に短い休暇を頂いたときは、もう父は話せる状態じゃありませんでした。

定年して15年間病気をしてしまって、ほとんど病院と家で過ごした父、楽しいことや嬉しいこと

あったのかな?って思うことがあったのですが、

実は父は今夜が山と言われて午前11時11分まで頑張ったのですが、

その数字、実は母の誕生日なんですよね。



私は父なりの粋だったと思ってしょうがないのです。





この箱に触らなくなったのって、いつからだろう?ってふとこのブログを開いてみました。

はい、みなさんごきげんいかがでしょうか?りおかです。



もともとは、お店の宣伝やらプロモーションにと始めたブログだったのですが、お店も3年目を迎えて

そろそろ個人的な、1日のアクセス5人くらいのまったりしたわたしのマニアックブログに変えようかと

目論んでおります。



そんなこんなで最近の出来事なんかを振り返ってみたいなと・・・・



まずは探し物は常に自分自身である。


今の気持ちを引用するのならば、


「死んではいけない

胸にあの神聖なルビー鉱床を抱え、

私のものだ!と口にしないままで・・・・     ハーフェズ(14世紀のイランの詩人


逢いたい人がたくさんいる。

お金をもし自由に使えるのなら、それを素敵な靴に変えていろんなところに飛んでいきたい。



寂しさを紛らわす為じゃない。

人生をやりなおす10のステップに乗じているわけでもない。




自分の中のユーモアとオカマとしての底力が、こうやってオカマを呼び寄せる・・・・。

欲しがるよねぇ~。


何、詩人みたくなってんだよ!!


もっと30過ぎてからシンプルに生きようって願ってただろ!!


かっこつけんな!!


プライドっていうものの出し入れをミスったらダメだ!!





そうね。。。希望と祈りをこめて

人生精進!



りおか、真人間になれる日を尽きることなく自分の中に燃える蒼い炎を

決して1日たりとも消えぬことがないように・・・・・。


心の中のマグマへ・・・・・。







ずこっ!!