壊れた玉子に変わり、音はなりませんが、タフなおもちゃを再び買いました。
かなりタフなやつです。
囓りん棒はそっちのけ。
意外と新し物好きだということが判明した。
さて、
理央ぽんのゴハン事情についての続きです。
母さんは療養食の専門家でもないし、理央ぽんに関して以外、ホリスティックライフを送っているわけでもないので、詳しく書けません。教えてもらったことを実践するのみです。
防備録として、母さんが作ったものなどは載せていこうかと思ってますが、適当な記事なので、あまり参考にはならないと思います。
と、先に言っとく。
先日も載せたゴハン画像。
これが朝と夕、1日分のゴハンとなります。
前日の夜にセッティングし、これを冷蔵庫で一晩かけて、ゆっくり解凍させます。
内容は、
(1) 赤っぽくて大きい塊は生のお肉。
カンガルー肉だったり、ダチョウ肉だったり。
低脂肪のお肉であることが大事です。
(2) 小さな赤い塊は、鶏肉の内臓のミンチ。これも生。
ブロイラー鶏ではなく、卵を産む平飼いのブランド鶏を、まだ引退する前にお肉になってもらったそうです。抗生物質や合成飼料を使っていない、こだわりのお肉。
(3) 黄色っぽい塊は、ねっとりとした焼き芋。「ホクホク」不可。「ねっとり」。これが重要だそうで。
本来は不要なのですが、次に紹介する緑の塊に母さんのミスで入れ忘れちゃった分なので、後付けで追加してます。
(4) 緑の塊は、根菜などの茹で野菜と、葉物の茹で野菜、葉物の生野菜(決まった比率がある)、そして餅のように錬ったお粥と、30種類以上の酵素ドリンクの素となった野菜たち、そしてその酵素ドリンクが入ったもの。それらすべてを、ドロドロの状態にミキシングし、半分まで発酵させてから冷凍したものです。
これらのものを一つの器に入れて、食べる直前にもう一度酵素ドリンクを追加し、人肌温度に温めます。
そこから15分のベンチタイム。
15分のベンチタイム後、特殊なお水とお茶を加え、数種類のサプリメントを加えて完成します。
このお水とお茶は、1日に与える量が決まっています。
水とお茶はゴハンにも混ぜてますが、特にお水は1日に数回に分けて摂取した方が効率が良いらしいので、食前酒みたいに、単独で与えたりもしてます。
水とお茶だけだと好まない。だから甘い酵素ドリンクをちょぴっと加える。羨ましい。母さんも飲みたい、酵素ドリンク。
一般的に、ワンコたちは、野菜を上手く消化吸収できないと言われています。そのため、本来は草食動物の内臓を食べることで、草食動物たちが分解した酵素を取り込むのだと。
母さんは残念ながら動物の狩りの経験がなく(草刈りならあるんだけどなぁ)、今後もその予定がない。従って、こうして理央ぽんのために、人工的に野菜を発酵させ、酵素を作る必要があるわけです(ほとんどは買っちゃってるけど)。
ただし、それは半分だけ。
残りの半分は、理央ぽんの腸内細菌たちに頑張ってもらいます。
この腸内細菌たちが活躍しやすい環境を作り、また素材を提供することが、理央ぽんの自己免疫システムを正常化させることにつながるらしいです。
繰り返しますが、母さんは療養食の専門家ではありません。数あるIBDへの対処の一つとして、こんなことやってますよ~という程度で認識してもらえたらと思います。
とはいえ、この療養食のスタートと同時に、病院で処方された薬と乳酸菌サプリを即中止しましたが、ピーピーは再発していません(嘔吐は元々無し)。わずか2週間で、血液検査結果も改善しました。次の検査は2ヶ月後の予定。もっと良くなっていると良いなぁ。
IBD発症以来、ネットでたくさんの情報を探してきました。どれも興味深かったです。
今の療養食がうまくいかなかったら、やってみたいと思うものも、いくつかありました。
例えば、「腸を温めるオリジナルサプリと手作り食」とか、「フードの代わりに手羽先の先を与える」とか。検索していると容易に行き当たるサイトなので、リンクは載せませんが、体験レポートも多く、読み応えのあるサイトでした。
多くの記事を読んでいて気になったのは、ドッグフードに対する警戒感。
実際、症状が改善している例には、ドッグフードを止めた、というものが多いです。
理央ぽんも例外ではないのですが。
(注)ここでドッグフードとは、市販されているドライ状態のドッグフードのことを指します。
ドッグフードを完全否定するわけではないです。
実際、母さんもこだわりを持ってドッグフードを選び、それらに助けられてきました。
素晴らしいポリシーを持ったメーカーさんの、良いフードもたくさんあります。
生涯、ドッグフードで過ごすコも多い。
完成。
しかし、やはりドッグフードは人間都合の産物であることは、受け入れなければならない事実かと思いました。
もし、ワンコちゃんに何かしら症状があるなら、食生活から一度見直ししてみるのも良いと思います。
手作り食は、手間暇かかるし、コストもかかる。
病院に行かず、薬に頼らないのは勇気も決断力も必要だし、知識も必要。
獣医さんたちの客観的かつ過去の膨大なデータに基づく意見も貴重です。
そうしたたくさんの情報から、取捨選択をしていくのは実に大変です。正直、母さんも脳が飽和状態になった時期もありました。
病気と付き合うのは覚悟が必要ですが、今まで理央ぽんには、母さんの無知と都合で負担を与えてきました。ドッグフード、ワクチン、ノミ・ダニ予防、などなど。
ですがこれからは、負担をもっと分け合うようにしたいと思っています。