程々、万歳。 | シルバーベージュ りおのひとりごと

シルバーベージュ りおのひとりごと

トイプードル(シルバーベージュ)のブログです


昨日より少し寒さが増した日曜日。
お日様が出ていない曇りだからかな。
でも予想ではお日様が出て来るはずだ。


季節は晩秋。
多くの花々は活動を終え、いそいそと休眠期への準備を始めたものも多くありますが、
「ステージはワタシの独壇場よ」と、言ったかどうかは定かじゃないが、サザンカが登場して来ました。


花が少ない季節には重宝する花。

おっと、ちょめ家にも一応花があるのですよ。



毎度お馴染み。シクラメン。

理央ぽんも母さんも、花というにはトウが立ちすぎている。






ほぼ1年中咲き通し。
にもかかわらず、本来の開花時期には最盛期を迎えるほどのタフさ。蕾も次々と上がってきて、春まで楽しめそうです。


いよいよ12月。
まもなく2020年最後になるんだなぁ。


ということで、
年末に大掃除をしたくない母さんは、ぼちぼち部分ごとの掃除を開始しましたよ。







常日頃からやっておきたい場所と、
優先順位が低い場所。

11月に入ると、母さんは優先順位が低い場所を掃除します。ただし多くても2箇所まで。
「完璧にしない」をモットーに。






完璧にやろうとするとハードルが上がる。
でも程々だと、「簡単だったな」という印象が残り、次回へのハードルが下がる。
ハードルが下がると、気が向いた時に取り組めるよね。




ちなみに、ちょめ母さんの母は、自営業で共働きという状況もあってか、掃除が下手な人でした。
作業がどうこう、というわけでなく、段取りが。


綿埃が転がっているのに耐えられず、イライラしながら掃除を始めるものの、毎回決まって始める場所が、サイドボードの引き出し整理からという…。


「もったいない」性分が強く、捨てられない。自営業なので書類も多い。整理しているうちに、時間切れ。
あとは子供たちに続きを押しつけ、フェードアウト。




そうした姿を見てきたので、
母さんはテキトー(注:「適当」ではない)掃除を心掛ける(?)ようになったのであります。


もう一つ、テキトー掃除の要員となったエピソードが。


たしか10年ほど前に、知人から聞いた話です。
一人暮らしだった伯母さんが亡くなり、姪である知人が伯母さんの家を片付けたと。
家電、家具を廃棄業者に引き取ってもらったところ、家具跡にはホコリ一つなく、思わず業者さんが、
「こんな綺麗な跡、見たことがない」
と言ったそうです。


このエピソードがずっと頭に残ってて、母さんの掃除や整理整頓に影響している気がします。


母さんもこんな終焉を迎えたい。
「ホコリ一つ無い」は、難しいけどさ。
「思ったより綺麗でしたね」
と言われる程度にはなりたい。


頭も体毛も剃って、裸族で生活し、布団も毛布もタオルも使わない。想像するのも嫌だけど(笑)、そんな生活をしない限り、掃除はなくならない。でも程々に快適な生活は維持したい。


ハードルを高くしない生き方って、掃除だけでなく、お付き合いなども含めて、ストレス社会の今は重要よね。

そんなことをツラツラ考えた11月最後の日曜日でした。