今年の冬はなんだか暖かい。
ちょめ家生息地は
まだ霜柱や氷結を見てません。
楽で良いけど、自然的にはどうなのかしら。
理央ぽんも朝日が出て来ると、
すかさず陽のさすところに移動。
こんな時、動物って素直に凄いなぁと思う。
誰に教えられた訳でもないのにさ。
それに対して人間ってのは、
本当に必要な物かどうか分からない時がある。
母さんも「無駄遣いだったなぁ」と思う失敗をちょこちょこやらかすので、理央ぽんを見習いたい。
しかし、今回は無駄遣いではなく、義務。
数年越しのミッションを、完遂しなければならない。
朝から仕事を半休し、業者さんを待つ。
自分ではどうしても出来ないミッションだから。
そう、コレを取り付けなければならんのです。
その名も「ふんばるマン」。
ちょめ家が住う集合住宅では、定期的に排水口の高圧洗浄作業があります。管理されてる集合住宅なら、どこでもやってるアレです。
既に2回ほど経験してますが、まもなく3回目がやって来る、と先日通達がありました。
しかしこの高圧洗浄、
キッチン、浴室、洗面所を綺麗にしてくれる、ありがたい作業なのですが、ちょめ家では唯一やって貰えない箇所があったのです。
それがここ。
隙間に洗浄ホースが入らんのです。
ドラム式洗濯機は超重量級。
モノによっては100kgあるとか。
ちょめ家のも恐らく70〜80kgはある。
簡単には動かせません。
高圧洗浄の業者さんは比較的容易に動かせる縦型洗濯機は退かしてくれますが、「ドラム式は自分でやってね」が基本姿勢。
下にスペースがあれば、ホースを突っ込んでくれそうですが、ちょめ家の洗濯防水パンは、甘くなかった。
排水口が詰まってトラブルが起これば、その世帯の責任は重大。
「今度こそは、やらなければ」と奮起し、Amazonでポチッってから、早一年。
「ふんばるマン」の熟成も十分。
「ピンポ〜ン♪」
母さん:「お待ちしてました〜♪」
理央ぽん:「ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!ワン!…(エンドレス)」
<30分後>
「家具・家電移動サービス」という名の下に、わざわざご足労頂き、その能力を遺憾なく発揮して頂いたのであります。
所要時間、15分足らず。
もろもろ含めても約30分。
何だったの?
この数年。
もっと早くきて貰えば良かった。
費用は掛かったけど、過去2回スルーしてしまった高圧洗浄への罪悪感を考えれば、「もっと早くやっとけよ」と、自身の不甲斐なさに辟易したくなる。
ま、何はともあれ、非常にスッキリ。
遅ればせながら、住民としての義務は果たしたし、何よりお掃除が楽々だ。
マッチョ2名は任務完了と共に風のように去って行き、理央ぽんは、しっかり事後のパトロール。
さぁ!
ドンとコーイ!高圧洗浄!
え?
さ来週?