ずっと気になっていた和カフェを、
ようやく訪れることができました。
地下鉄の駅から歩いてわずか5分。
周囲は車の往来が激しく、
慌ただしい空気が流れているというのに、
一歩足を踏み入れたそこは、
まるで別世界のような静寂に包まれていました。
かつての実業家のお屋敷だったというその場所には、
息をのむほど立派な庭園が広がっています。
今回、私がこの場所を訪れたのには、
あるひとつの目的がありました。
それは、
**「この庭園の景色を眺めながら
『ショーロクラブ』を聴いたとき、
その音楽と風景がどんなふうに響き合うのか」
**を、自分自身の感覚で確かめてみたかったからです。
訪れた当日は、幸いにも素晴らしい小春日和。
陽光に照らされた庭の緑は、瑞々しく、
鮮やかに輝いていました。
イヤホンから流れる繊細なメロディに耳を傾け、
ただ静かに緑を見つめる。
次第に、自分という存在がこの美しい風景、
そして心地よい音楽と溶け合い、
世界と一体になったかのような不思議な充足感に満たされていきました。
目
供されたお抹茶と、職人の技が光る和菓子も、
また格別で、心身ともに深く癒やされる、
贅沢な昼下がりとなりました。
ショーロクラブ 春の夢
