今朝は少しだけ早起きをして、お気に入りのカフェまで足を延ばしてきました。

ここのカウンター席に座り、**田んぼの横を走り抜ける「赤い列車」**をぼーっと眺める。

それが、私にとって何ものにも代えがたい贅沢なひとときです。

扉の向こうに広がる、静寂と香り

開店して間もない時間だったせいか、先客の姿はなく、広い店内には私ひとりだけ。

扉を開けた瞬間に、淹れたてのコーヒーの香りがふんわりと優しく出迎えてくれました。

この店は少し奥まった場所にあるせいか、訪れるお客さんのほとんどが一人客です。

誰かと賑やかに過ごすのではなく、皆がそれぞれ、

一杯のコーヒーと共に「自分の時間」を慈しむためにここへ集まってきます。

一枚の窓が切り取る、色彩のコントラスト

私がこの店をとりわけ気に入っている理由は、

カウンター席の目の前に広がる大きな一枚ガラスの窓です。

視界を遮るもののない広い窓からは、のどかな田園風景が一望できます。

線路沿いの緑のなかを、時折通り過ぎる赤い列車。

その鮮やかな色の対比が本当に綺麗で、思わず目を細めて見入ってしまいます。

ぼーっと過ごす、空白の贅沢

立ち上る湯気を眺めながら、ただただ、心を無にして外を眺める。

 日常の喧騒から切り離されたこの時間は、

私にとって心身を整えるための大切な儀式のようなものです。

温かいコーヒーと、窓の向こうを横切る赤い影。

 そんなささやかな景色を独り占めできる、至福の朝となりました。