五月の着物は春の着物を。 | Le gardien de la couleur

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絵comono作家の若井のてふてふとした日常ブログ。

日々感じた事を徒然なるままに。
最近は、健康作りも入ってます。

 

一ヶ月ほど、間が空きましたが、茶道教室へ行ってきました。

 

天候が午後から急変と天気予報であったのですが、

着たい着物が着たくなり、数年振りに蝶々柄の小紋単を

引っ張り出し、帯は、紋八寸名古屋帯。

 

博多織で、盛夏以外で使える使い勝手の良い子です。

綟織(もじりおり)と言う織り方で

織られています。

 

綟織とは、経糸が左右上下に捩れ

複雑に絡み合う中に、縦糸を通して織った織物を指します。

 

帯揚げと帯締めは新緑を意識して、グラデーションの丸ぐげ。

 

三月以来の茶道教室は、風炉(ふろ)から

炉に変わり、季節の移り変わりを実感しました。

 

掛け軸は、瓢箪六つで無病息災。

色合いが新緑で目に優しく、水差しは土物で

ひんやりとしていて、柔らかい触り心地。

 

器が五月と言う事で、兜でこどもの日を連想。

 

久しぶりだったので、所作が所々

怪しかったものの、心配だった正座が

長く出来て、筋トレしていて良かったと思いました。

 

お土産に頂いた琥珀糖、美味でした。

 

着物を着て、お稽古すると気持ちがシャキッとします。