読書日記。過去を振り返る一冊。 | Le gardien de la couleur

Le gardien de la couleur

絵comono作家の若井のてふてふとした日常ブログ。

日々感じた事を徒然なるままに。
最近は、健康作りも入ってます。

 

田園地帯を散歩していたら見つけた花。

今回の読書は、そんな散歩していてふとした瞬間に

思い出す本でした。

 

今回の読書日記の一冊は、

 

『機械仕掛けの太陽』(知念実希人著 文藝春秋books)

 
今も続くコロナ禍の中での
医療現場を描いた作品ですが、
時系列ごとに話が進行していて、
自分はその時どうだったか?と
振り返る事が出来ました。
 
友人知人に医療関係者がいるので
ある程度現場の話は聞いていたのですが
最前線の方々の気持ちを伝わって着ました。
 
始まった頃の認識が、甘かった事や
マスクが高騰して、朝一でドラックストアに
買いに行った事を思い出しました。
 
緊急事態宣言の時に、子供達が
まだ学生で期末試験が
無くなって騒然としていた事も
不意に思い出しました。
 
図書館も閉鎖されて、本を読む事が
出来なかったのは、かなりの痛手なのも
ありありと思い出されます。
 
色々と考えを巡らせた一冊でした。