インドネシアがサーフィンに大きな期待をする理由 | バリ島サーフィンライフ

インドネシアでは、サーファーをアスリートとして受け入れてくれたのは、オリンピック種目になり、そして、リオが東京オリンピックに出場できたからだ。


今まで、世界戦があっても、実費で行けるサーファーは誰もいないし、サポートしてくれるスポンサーもなかなかいなかった。

だからずっと不参加だった。


オリンピック種目になっても、全然ノーマークだったと思う。


だけど、ラッキーなことに、ギリギリで東京オリンピック出場を決めたリオ。


一気にサーフィンが注目されることとなった。





インドネシアはね、いくら世界遠征してても、オリンピックに関係なかったら知らん顔。


オリンピックに関係する大会、アジアンゲームやSEA ゲーム、国内オリンピックであるPONでメダルを取る方が評価される。


CTに入ると、WSL 以外の大会出場は禁止なので、そういうインドネシアをみてて、なんだろな~って思う時もあった。




東京オリンピック後は、サーフィンにお金かけるぞーっていう雰囲気だったけど、パリは怪しいなって思い始めたんだと思うけど、段々とサーフィンへのサポートをけちり出した。


今回、女の子のお金が出なかったのが、それを物語っていると思う。





とにかく



インドネシアはオリンピックにかける思いが強くて、まぁ、それはどこの国も同じだと思うけど、


ほんと、今回取れてよかった。


逆に、取れなかったらって考えたら、怖くなった。


インドネシアサーファーはリオに全てかかってると言ってもいいと思うほどです。





今現在、パリオリンピック出場が決まっているインドネシア人は、リオを含めて7名。


7名のみなんです。


先日、ビックなイベントがあったようで




超ビックなスクリーンにこんな風に出てしまうほど。

これを見ると、どれだけインドネシアにとってオリンピック選手になるって偉業かがわかります。






今は7名だけど、これからバドミントンや重量挙げが出てくると思うので、一気に増えるはず。


この2種目はインドネシアはメダルを取るレベルなので、それ以外の種目で少しでも増やしたいんだと思う。




リオは東京オリンピックに続いて2回目。


本当に運を持っている子だと思っています。


生まれた時期も

インドネシアに引っ越したことも

サーフィンを始めたことも

バリで出会った人々も

住んでいる場所も


ぜーんぶ恵まれているし、これがりおの使命だと思っています。



苦しいことも多いけど、こうやって決めないといけないところは決められるラッキーを、リオは持っているんだと思います。



でも、それは絶対に一人では成しえないことだから、みんなのサポートがあるから、りおはこれからもプレイヤーとして戦わないといけない。


サーフィンは個人競技だけど、チームが必要なんです。





いつも苦しい苦しいってブログばっかり書いちゃうけど、こうやって乗り越えた先には、こんなハッピーエンドがあるってりおは知ってるから、どんなことも乗り越えようと頑張れるんだと思います。



イベントの様子を見て、改めて思ったことを今日は書いて見ました。