我が家自身の大改造話 ③ 『賃貸生活』での基本意識 2 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

 

  「世話はしないが、家賃も上げない」

 

 

   …日本で13年近く住んでいた文化住宅の大家さんのポリシー?は、当時日本でもシッカリ「低所得者」と言えた我が家にとっては有難いと言えただろう。

 

 

 

  「御近所」と言える場所には住んでいたが、今の大家さんと違い滅多に会うこともなかった。

 

 いわゆる

 

  「ケチなんだか寛大なんだかよくわからん」

 

  …という人でもあった。

 

 

  例えば妙な所に細かいと言うか、四件ある三件は、私のほぼ一年前から数か月のうちに入ったのに関わらず、見事に順番に「家賃」は違っていた。

 

 

  そこに私達が最後に「妊婦」として入居してから、ほぼ同年齢の夫婦にほぼ同時期に第一子が産まれ、そこから10年近い「御近所付き合い」が始まる、という稀有な状況だった。

 

 

 

  中々個性的な面々で(オマエもな!🤣)シンドイ時もあったが、私自身が土地勘どころか友達も親戚も居ない土地での『初めての子育て』としては恵まれた環境だった……と今でもつくづく思う。

 

  (実際、若しも「タオ」が第一子で且つコノ国で子育てしなければならないような状況だったとしたら、我が家は絶対ローカル新聞の「三面記事」になっていたと確信する!💦)

 

 

 

 

  その中の一人、一番安い(!)家賃を払っていた一家のインテリア?は、当人が

 

  「あんまり気にしないねん」

 

 …と言うだけあって終いには、一歩間違えれば

 

 

 

  「おとっつあん、お粥が出来たよ…」

 

   (…今これが通じるヒト、居るだろうか??)

 

  …のコメディが出来そうなレベルになっていた。

 

 

 

   もう一人、当時的に言えば「ぶりっ子」だった奥さんの家は、いわゆる妙に可愛い

 

  『手芸風』(注;本物の「手作り」ではない!)

 

  …の〇〇カバーやらカーテンやらで溢れていて、最初に観た時にはその余りの「らしさ」に笑い出しそうになったことを覚えている。

 

 

 

  因みに我が家は

 

  「家具が少ないね」

 

  …と言われていた。

 

  もちろん、「モト」の部屋(注;2DK4人暮らしでも「自分の部屋」を占領していたヒト)以外は!

 

 

   と言うか、「モト」の部屋は『子供立ち入り禁止』!

 

   (注;もちろん「我が子」もです。ボクちゃんの『聖域』なんで?🤣🤣)

 

   ……ということで、自分が居ない間に入られないようにドアの上部に掛け金式の簡易錠が掛かるようにしてあった。

 

 

 

 因みに、ソレを取り付けてあげたのは私。

 

  「ボクの居ない間に

 

  『ボクの部屋』に子供を入れるなっ!!」

 

 

  「今日は誰も入らなかっただろうなっ⁉」

 

 

  …と、一々うるさかったからです。

 

 

 

  今思えば一回くらい、彼が部屋に居る間に鍵掛けた上で出掛けてやれば良かったかな……???

 

  🤣🤣🤣