姉の荷物の「送付票」の消印=日付は……
先週の「金曜日」
あ~、私からのメールを読んで、慌てて……だったんだな!
…と簡単に推測出来た私。
相変わらず『詰めが甘い』と言うか。
基本『国際小包』は発送日を記入しなきゃならないのだし……まあ姉の場合「局員」に言われた時に無意識で記入したのだろうけど。
まさに「姉らしい!」…であったけれども、実は今回は「着物」を送って、となった段階から「姉らしさ」は発揮されていた。
「送る箱が見つからなぁ~い!
わざわざ買うのも勿体ないしぃ~!」
…は?
「便利な日本」でナニ言ってんの?……と思ったのだが、それは「着物」を
『帖紙』(たとうし)に包んだ、そのまんまの状態
…で入る箱が手元に無い、というダケのことだった。
流石、大学卒業後の就職を受けての「初引越」の時に本類を一番大きな箱に詰め込んで、持ち上げた途端に崩壊していたような方だけあるな~、と思った私。
(まあ似たようなことは「モト」もやっていたけど)
多分「着物」は折るもんじゃない、という『思い込み』だけはあったのだろうけど、『帖紙』に入っている段階で既に折っておりますがな?
「『ロールケーキ』みたいに
巻いてから
箱詰めすればいいじゃない?」
…呆れつつそう返すと
「……あ~……!」
ホント、大学まで行って、ナニ学んだんだか???
それ以前に
「でもぉ~、『国際小包』って
出すのメンド臭いわよねぇ~?」
…とグダグダ言い出したので、ここは姉の最も姉らしい部分……そう、
「妙な所で見栄っ張り
且つ根っからマウンティング体質」
……の隅っこを突くことにした。
「そうね、そう考えると、
局中の職員を振り回しながらであっても、
自分一人で
発送していた母って凄いと思うよね?」
…はい、姉、撃沈。
そこから判り易く「小包」の事は一切言わなくなったので、正直、もうあと10年くらいは送って来ないだろうと考えていたのだけど……?
因みに、送られて来た中には二組の包みがあったので最初は
「あれ?
何か他にも
不要な着物でもあったのかな?」
…と思った私。
でも、それなら取り敢えずでも姪ゴちゃんに譲ることが出来るだろうに……と、考えたら何と!
懐かしい某デパートの帖紙に包まれたソレは、いわゆる普通の?「喪服」と
『絽』(ろ)の「喪服」だった……!
(『絽』=総透かしで織られた夏用の着物地)
……いやはや、いつの時代の見立てなんだか……!??
もちろん、どちらも全く触れた気配の無いさらっぴん!……であることは一目瞭然……!
まさに「もったいない」の極み。
もう『黒の絹地』として考えて行くしかない。
一つだけ、おお「我が姉」も進歩したな~、と思ったのは……?
荷物の「スキマ」に『焼海苔』が二袋、入っていたこと。
それも『賞味期限内』のモノが!
これは「我が姉」としては天文学的変化である、ということをお伝えして今回の件を終わりにしたいと思う……!