「ガックリ!」……なんてならない自分の方が怖い? ① | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

  

 

 

  唐突ですが。

 

  『モンスター●●』のように「キレるのが趣味」のような人達は別として、時折

 

 

  「それまで何でもなかったのに、

 

   アノ人『急に』怒って来た」

 

 

  …というような話を耳にする。

 

 

  実際、私自身も第三者にそう言われた事が何度かある。

 

 

 

   が。

 

  先日の「キヨさん」とのやりとりでも判って頂けると思うが、普段……特に「今まで」の私は例え不愉快な事を言われてもいわゆる

 

 

  「言われたら(即)言い返す!」

 

  …というようなタイプではなく、一旦言葉を受け止め、考えてしまう間に話すチャンス?を逃していた……というような人間である。

 

 

  まして他の人なら一回で激怒したり噛みついて来るような事でも先ず、

 

 

  「コノ人は、

 

  ナンで私に向かって

 

  このような不快な事を

 

  堂々と言えるのだろうか?

 

 『こういうヒト』になるには

 

  どういう育ち方をしたんだろう?」

 

 

  …などと考え観察してしまうタイプの上、普段から余り喋らず表情も余り無い上に根っからの童顔……それこそ我が母に言わせると

 

  「ボ~ッとして馬鹿ズラ下げたブス!」

 

  …であるがゆえに、特にそうした「表面」しか知らないような相手は

 

 

  「コイツには、ナニ言っても平気」

 

 

  …という態度に段々なって来る……ということを私の方が感じたりするのだから、ホント「自覚が無い」というのは最強だよな……とつくづく思う。

 

 

 

  しかし、長年の読者?さんなら判って頂けると思うが、私だってキレる時はキレる。

 

  ただ、一回でキレるなんてことは滅多に無く、大抵は私の方が

 

  「カチン!」

 

  …と感じることが2~3回遭った後、それもこちらがそれまで自分なりに精一杯の

 

  「穏便な不愉快表示」

 

 …を示した後で……それでも尚「気付かない」相手に対して私自身が「覚悟を決める」と言うか、相手から嫌われても仕方ない=自分から相手を「切る」覚悟が出来た段階での「反撃」として

 

 

 

  「判りました、

 

  では『正直な』私の気持ちを

 

  ハッキリお伝え致しましょう」

 

 

  …となるダケで、それこそ「そもそもの事の始まり」は実はもっと前から、時に何年越し?……と言えるような場合もある、というダケである。

 

 

 

  故に、「そこまで」になった相手は大抵向うから去って行ってくれるのだけれど、私には

 

  「どうやっても切れる訳がない」

 

  …相手であり、尚且つその人達からの「不愉快攻撃」が一番強い、というのが多い。

 

  そう、それが『家族』……母であり、姉であり……取り敢えず『我が子の父親』としての「モト」であり……思春期以降の子供達でもある、ということ。

 

 

  相手も「血縁」であるが故、他人=第三者以上に遠慮……と言うよりも『配慮』がない。

 

 

 

  ……と、私は思う。

 

  特に「子供」からのそうした態度を

 

  「親だから、そうやって甘えられる」

 

  …と言ってくれる人も居るが、「甘える」ことと「無遠慮」は別なことだと私は思うし、逆に「子供として甘えて来る」ということは、

 

 

  「自分の都合で都合良くタカるダケ」

 

  「自分のケツの始末をさせて当然としている」

 

 

 

  …とは全く別なことだ、と私は考えている……のだけど?