『家族』って何だろう 「作りたい女と食べたい女」 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

  


  何かのニュースつながりで知ってから、ずっと追いかけているのがこちらの漫画。

 

 

 

 

 

  第一印象は

 

  「…どっちも私だ!」

 

  …だった。

 

  でもどちらかと言うと私はやっぱり「野本さん」。

 

  だから、だから、心から

 

 

  春日さん」が欲しい…!

 

  (ママ友達にも「リオさんには『春日さん』が必要ね~」と言われた……!)

 

 

 

  …と、最初はそんな感じダケだったのだけど、読み進めて行く中で出て来る登場人物達それぞれの家族の「闇」と言えるものが見えて来る、結構『深い』話なんですね~、これが。

 

  特に私が共感するのが「春日さん」の、この話。

 

  こちらの無料公開は期間限定なので、興味のある方はお早めにどうぞ……と気軽に言いたいけど、ある意味「キツイ」話でもあるので、そういう話が苦手な方は遠慮なくパスして下さい。

 

 

 

 

 

  …うん、「女の仕事なんか」「家族なんだから」「食わせてやったのに」……って、『印籠』だよね、こういう人達には……。

 

  ウチは「男女」じゃなかったから未だマシかもしれないけど、やっぱり「家庭内差別」も露骨だったし。

 

 

  何で「姉」だけ買って貰えるの?

 

  何で「姉」はやらなくてもイイの?

 

 

  …「差別される側」はいつもそう感じていた。

 

  まあウチの場合は、そうやって「差別」することで意識的に「姉妹」が仲良くならないようにしていた……という、更に歪んだ理由もあったのだけどね。

 

 

  『血の繋がった親族は選べない』

 

  …という言葉は重い……。

 

 

 

 

  でもこの次の話、27話ではみんな……言ってみれば『選ばれた家族』で(もちろん「春日さん」も!)……本当に楽しそうに食事しているのでホッとしますよ~!

 

 

 

 

  読んだ後には必ず何か食べたくなって、何か作りたくなる私です。