初・『wagamama』で注文したのは当然『バンバン・カリフラワー』だけではなかった(参照;『wagamama』の小皿メニュー)。
やはり『ナッツ』と『クリ』熱愛の「hirata buns」=『(中華)蒸しパン』に、何故か「ebi katsu」となっている『海老フライ』、「tori kara age」=『唐揚げ』なども頼んだが、結局何一つ「日本」を感じられなかった。
『蒸しパン』は全てスパイシーなソースとパクチー(= coriander = 生コリアンダー)の風味で「タイ風」だったし、『唐揚げ』は先ず何より写真と違い小さな手羽元のような「骨付き肉」が3本のみ(それでお値段£5.75、約900~1200円感覚)それも「唐揚げ」と言うより「味付け鳥の素揚げ」と言いたくなる味だった。
一番日本の味に近いと思えたのは『海老フライ』だったけれども、それは私が写真以上にふんだんに振り掛けられていた「生唐辛子」や「パクチー」だけでなく、「チリにんにく味」なるディップソースも無視して食べたからだろうけれども……!(お値段£6.95、約1000~1400円感覚)
他にもぜひとも『餃子』の味を確認してみたかったので私達を担当してくれた、終始驚く程愛想が良かったウェートレスさんに
「貴女のお勧めはどれ?」
…と聞いてみると
「私はDUCKよ!」
…と即答されたので迷わずそれを注文。
結果から言うとただただ
「餃子の皮に包まれた肉団子」
…だった。
そう、その小さな「肉団子」が5つで£5.95……約900~1200円(感覚)だった。
友人の一人は「お腹空いた~!」と言う事で自分用に『チキンライスカレー』(参照;chicken raisukaree)なるものを注文したので少し食べさせてもらったのだけれども、それも
「然程辛くなく且つ少しトロミがついたタイ・イエローカレー」
…でしかなかった。
(因みに£13.75……感覚は、各個人でど~ぞ!)
そう、『wagamama』の料理は実際食べに言ってもやはり私にとっては
「日本料理のフリをしたタイ料理」
…でしかなかったのだ。
結局『ナッツ』と『クリ』が目指す「店で出す料理」とは
「若者ウケ」する、最先端の一品
…であって、別に「日本食」でも、まして「日常の食事」である必要も無い。
だって、彼らが目指すのは
「若者」が集まる、お洒落な『カフェバー』
…であって、彼らが売りたいのは何よりも
(酒を売れば)
「儲かるのよ!」
…と断言していた「アルコール類」なのだから……!