『コノ国らしい』と言えるかも 65 「お手本」はアソコしかないらしい…? 3 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

    初・『wagamama』で注文したのは当然『バンバン・カリフラワー』だけではなかった(参照;『wagamama』の小皿メニュー)。

 

 

 

    やはり『ナッツ』と『クリ』熱愛の「hirata buns」=『(中華)蒸しパン』、何故か「ebi katsu」となっている『海老フライ』、「tori kara age」=『唐揚げ』なども頼んだが、結局何一つ「日本」を感じられなかった。

 

 

 


   『蒸しパン』は全てスパイシーなソースとパクチー(= coriander = 生コリアンダー)の風味で「タイ風」だったし、『唐揚げ』は先ず何より写真と違い小さな手羽元のような「骨付き肉」が3本のみ(それでお値段£5.75、約900~1200円感覚)それも「唐揚げ」と言うより「味付け鳥の素揚げ」と言いたくなる味だった。

 

 

   一番日本の味に近いと思えたのは『海老フライ』だったけれども、それは私が写真以上にふんだんに振り掛けられていた「生唐辛子」や「パクチー」だけでなく、「チリにんにく味」なるディップソースも無視して食べたからだろうけれども……!(お値段£6.95、約1000~1400円感覚)

 

 

 

 

    他にもぜひとも『餃子』の味を確認してみたかったので私達を担当してくれた、終始驚く程愛想が良かったウェートレスさんに

 

 

 

   「貴女のお勧めはどれ?」

 

 

  …と聞いてみると

 

 

   「私はDUCKよ!」

 

 

 …と即答されたので迷わずそれを注文。

 

 

 

 

   結果から言うとただただ

 

 

 

  「餃子の皮に包まれた肉団子

 

   …だった。

     そう、その小さな「肉団子」が5つで£5.95……約900~1200円(感覚)だった。

 

 

 

    友人の一人は「お腹空いた~!」と言う事で自分用に『チキンライスカレー』(参照;chicken raisukaree)なるものを注文したので少し食べさせてもらったのだけれども、それも

 

 

 

  「然程辛くなく且つ少しトロミがついたタイ・イエローカレー

 

 

  …でしかなかった。

     (因みに£13.75……感覚は、各個人でど~ぞ!)

 

 

 

 

 

 

    そう、『wagamama』の料理は実際食べに言ってもやはり私にとっては

 

 

 

   「日本料理のフリをしたタイ料理」

 

    …でしかなかったのだ。

 

 

 

 

     

 

     結局『ナッツ』と『クリ』が目指す「店で出す料理」とは

 

 

 

    「若者ウケ」する、最先端の一品

 

 

 

   …であって、別に「日本食」でも、まして「日常の食事」である必要も無い。

 

    だって、彼らが目指すのは

 

 

 

     「若者」が集まる、お洒落な『カフェバー』

 

    …であって、彼らが売りたいのは何よりも

 

 

   (酒を売れば)

    「儲かるのよ!」

 

 

    …と断言していた「アルコール類」なのだから……!