同会判断法

 

「同会法」とは

気学における現況判断に必要になる判断法

 

同会法はそれを応用することで

現在いかなる状態にあるかを明確にすることができ

遡って過去の状況を知ったり

未来将来の成り行きも推察することができます。

 

これはスゴイ!!

学び甲斐がありますねアップ

 

同会の種類は4つ

1.定位と年盤の同会

2.年盤と月盤の同会

3.月盤と日盤の同会

4.日盤と刻盤の同会

 

1.定位と年盤の同会

本命星(生まれ年の星)が年盤の上でどこの定位に入っているか?

その年の運命を判断します。

星自身、つまり一白や二黒、三碧、四緑、六白、七赤、八白、九紫にはそれぞれに

「人物」「人体」「病気」「場所」「職業」「品物」「食物」「植物」「動物」「天象」「雑象」

など詳細な意義があります。

これは「象意」と呼ばれ、みな易経の象意、八卦の意味と結び合わされて

具体的な意義をもっています。

気学にも五行と八卦が深く関わっているんですねびっくり

 

2.年盤と月盤の同会

占う月の月盤における本命星が年盤のどの星と座所を同じくしているか?

その月の運命を判断します。

本命星の調べ方はこちら

 

 

 

具体的にみてみましょう!

四緑本命の人が

昭和46年8月に鑑定する場合

上が年盤 下が月盤になります。

※万年暦でS46年をみると

年は(2黒中宮)と8月は(5黄中宮)と分かります。

 

四緑の人なので月盤の「4」が

年盤でどこの位置にあるかを見ます。

「1(一白)」の「巽宮(東南)」に来ていますね。

これを「巽宮における一白同会」を呼びます。

 

一白同会で巽宮(東南)の場合

新しい相談事を持ち込まれる

多少の困難や苦労を伴うが

物事は順調に発展に向かい

他からも信用される。

恋愛から結婚に進む可能性も。

注意点は

動きすぎて体調を崩したり

病気にならないようにする。

 

ただし、巽宮に歳破や月破が付いているときは

縁談が破れたり相談事が途中でダメになる意がある。

 

このように判断できます。

同会先が「宮が何か」「どの方位にあるか」で

判断の意が変わりますひらめき電球

 

3.月盤と日盤の同会

2と同様に、占った日の日盤での本命星が

月盤のどの宮のどの方位に入るかをみることでその日の運命が判断できます。

 

その日の運命は略式でも判断ができます。

「本命星が日盤のどの宮にあるか?」でも判断できます。

先の四緑の人の例で 例えば、日盤で巽宮に4があったら

★人の訪問を受けたり人から相談事を持ち込まれたりします。

この日は自分の意志通りに進むより他の意思に従って行動したほうが良好。

と判断できます。

 

もし、あなたが四緑の人でなくて

三碧の人だったら巽宮は暗剣殺、六白の人は巽宮が定位対冲という凶がつくので

他の人から悪い噂を聞かされたり悪い便りが来たり盗難にあうなど注意になります。

 

同会した先の宮に6大凶が入っていると悪い運勢になってしまいます。

六大凶の詳細はこちら

 

 

4.日盤と刻盤の同会

これは時間内における運勢や出来事を見る方法です。

刻盤となると「今!」この時の判断ですので「卜占」の方がメジャー

普通は年運、月運等で大きな方針を定めてからよむのが大事。

特別重大な時以外は用いない。

この方法でないですが九星気学でも卜占の方法は「秘伝」としてあります。

 

学んだ参考書

・気学占い方入門(著中村文聰)東洋書院

入門とはいえとても深い内容です。

 

九星気学の卜占としての「秘伝」

秘伝を学びたい方はこちらをチェックひらめき電球

中島先生の九星気学入門から奥義まで完全マスター講座

※既に終了した講座ですが購入可能になる予定と聞いています。

 

社会現象の読み方を次回みてみます。

感謝