中年の決断 | くぅさんの日常

くぅさんの日常

日々のこと

ブログ再開しました。

私が余計なライフモデルを見せたのか、何か思うことがあったのか、友人から「異動希望を出そうかと思う」と深夜に連絡がありました。

彼女は長年、大きな病院の手術室看護師として、病院内のあちこちで働きながらもベテラン看護師になりつつある。なんで友人かといえば、最初は私と同じ大学におり、「やっぱり医療にいく」と看護大学に入り直して今の道に進んだのでした。


「今さら、遅いかな。小児の心臓移植とか極めたい」

私にはそれが早いか遅いかわからないけども、精一杯応援することを伝えた。


かっこいいなあ、と、ただ山奥であくせくと日常に追われる私などは、彼女が羨ましい。

ないものねだりではあって、彼女としても「私も結婚したほうがいいのかな」などと言うこともありますが。


かれこれ20年の友情。

繋がりは、師匠が同じで、たまたま授業で席が近かったということ。


全く違う世界にいながら、今はスマホがあるから、距離を感じずに済んでいます。


コロナウイルスが発生してから、働き詰め。

いくら「誰でもかかるもんだ」という世界になっても、発症し、症状がひどくなれば病院に行くしかないのに。

働く人々は、否応なしに通常業務に上乗せとなり、それでも「使命感」という腹の足しにもならない気持ちだけで乗り切ってきた様子。

頭が上がらない、と思います。


別の友人は、やはり看護師だけど外食しただけで「自覚がない」と病院にクレームがいき、関係者はますます強い日常生活の制限をかけられています。


そのくせ、子供のスポーツ行事で宿泊や飲食を強要され、職業柄いまは難しいことを伝えると「ワガママ」と罵られ。


それでも踏ん張っている友人や、全ての医療福祉関係者の方々に、言葉に尽くせぬ感謝と敬意を送り続けます。


世の中、相手のことを考えなくなったら終わりだ。


そっ、と秋草の間に咲く花のような、尊い友人たち。彼らの功績が、真っ当に評価されますように。