リオデジャネイロのボテコ=通り酒場で食べたバカリャウが忘れられず、自宅で初めて挑戦しました。

塩漬けにした干しダラですから、写真のような姿で売られています。

特有の匂いが辺りに漂い、リオ生まれのカリオカたちはのどがごくりとなるのでしょう。

値札が2つありますが、高いほうは写真のような切り身やほぐし、切り落としで、まぎれもない高級食材。

安いほうはバカリャウではないようです。

サイトのレシピで強調されているのは、とにかく水に戻した塩抜きが肝要とのこと。

ただ、水に戻す時間や水の交換回数はサイトによってまちまちで、

とりあえず一晩だけ常温で戻しました。

口に含むと独特の塩気が程良く残り、じゃがいものグラタンにしました。

ホワイトソースに合えながら、塩抜き前のバカリャウを追加して塩味を調整しました。

カリーにしろ、ステーキにしろ、料理は塩味が究極の課題ですが、

ポルトガル料理はややしょっぱいのが美味しさの源泉であり、

今回はやや物足りなかったかなと反省しています。