第19回手をつなぐみんなの福祉フェスタ の幕開けは、今年もRYUSEI さん。
ビターチョコレートのようなお声でオリジナル曲や吉田拓郎を歌われる。
拓郎のツボをいとも軽々と、淡々と送り届けてくださってるのが心地いい。
先立つこと30分。
福祉フェスタには アクセサリーのお店や目下のところここでしか買えないチョコレート(僕も購入)も並ぶので目的はわからないのだけど、
会場の、お餅の湯気のような空気に対して 透明な空気の粒立ちをまとった、
ビオラの花のような女の子がいらした。
今日の目的はプログラム序盤の朝鮮舞踊だった。
山口朝鮮舞踊教室『響(ヒャン)』 さまの演目『小鼓の舞』 が始まると
ステージからカートゥーンのような空気が放たれる。
面や角は丸みを帯び、レガートでスタッカートなステップ、ターンが目を引っかくように重力を狂わせる。
そしてどの瞬間も弓のように張っていた。
クリスマスケーキを買いに大丸まで戻ってきた。
冷たい空気の中、狂いのないイルミネーション、デコレーションは 早くも時間のスウィーツ。