モンテッソーリ教育実施園で30年以上現場で働く現役保育士

母で、妻で、嫁で、ばあばにもなっているrinzeです。

 

今日も読みに来てくださって、ありがとうございます。

 

こいのぼり、もう片付けです。

 

今年は、こいのぼりの支柱を立ててから

結構雨が多かったように思います。

 

子どもたちは、風に泳ぐこいのぼりが大好きですよね。

 

なんとなく、園に行き渋りをしていても、

園に来て、こいのぼりをみると

ちょっと笑顔になったり・・・

 

脳のしくみとしても、

空を仰ぐ、という行為は

気分を明るく、気分転換にいいですよね。

 

ずっとずっと園でお母さんを恋しがっていた

年少の男の子が

ぐいぐい泳ぐこいのぼりに

2階のベランダから手を伸ばしながら、

「パパちゃ~~ん、ママちゃ~~ん。」

と叫んでいたのを思い出します。

 

毎日こいのぼりが泳ぎ出すと

部屋からでていっては

「パパちゃ~~ん。ママちゃ~~ん。」。

 

その子もおそらく20歳になっているでしょう。

 

さて、

「こいのぼりもそろそろお別れだね。」

と子どもたちに話しました。

 

C「え~~~、何で?」

T「何でだと思う?」

C「こどもの日が終わったから?」

T「そうだね。」

C「こいのぼり、どこいくん?」

T「どこやろね。」

C「もう、畳んでおしまいするだろ?」

T「そうやね、そうしよか。」

C「そしたら、もう、風 食べれんくなるね。

  お腹すくね、ぺちゃんこやわ。」

T「そうんなん?」

C「そうよ。」

 

そうなんだそうです。

来年までは空腹のこいのぼりですって。

 

なるほどね。

 

子どもたちとの会話は
なんでもないような出来事を

ちょっと素敵な、楽しい出来事に変えてくれます。

 

こういう会話を引き出せる機会を

たくさんつくれたらいいな、

と思いながら、過ごしています。

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

 

今日のご縁に感謝いたします。